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あらゆることに「期限」を決める


仕事が速い人の第一原則は「とにかく期限を決める」
こと。


つまり、期限が迫ったときにこそ生まれる、大きな
行動力を活用するという発想です。


「30分後にはじまる会議の発表資料がまだできて
いない……」

「1時間後にお客様へプレゼンする資料が未完成の
ままだ……」


このような経験は、誰にでもあるもの。しかし期限が
極限まで迫ってくると、途端に猛烈な行動力を発揮
できたのではないでしょうか?


そんなところからもわかるとおり、期限を決めるこ
とは「行動力」を生み出す最速最強の方法。


したがって、仕事の速度を上げたいのであれば、
「とにかく期限を決める」習慣をつけるべきだという
ことです。


「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて
満たすまで膨張する」


これは、1958年にイギリスの歴史学者であり政治学者
でもあるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱
した「パーキンソン第一の法則」です。


たとえば会議の時間を1時間与えられると、30分で
結論が出る議題であっても、雑談をはさんで1時間かけ
ようとしてしまうということ。


同じように上司が毎晩8時まで残業していたとすると、
部下は定時までに終わる仕事でも、だらだらと進めて
8時まで時間をかけるわけです。


つまりはこのように、人は与えられた時間をすべて
使おうとするのです。


しかし逆にいえばそれは、「人は期限を決めれば、
それに合わせて仕事を進める」ものだということにも
なるはず。


締め切りを意識せずにはいられない性質を利用して
しまえばいいのです。


私は、スマホのバイブレーション機能を使って、
各仕事に「期限」を作っています。


さらに、使用中のスマホだとついラインやSNSを見て
しまうので、以前に使っていたスマホをこのためだけに
使っています。


しかし、バイブレーションがなることはめったにない。


言うまでもなく、いつも設定時刻より前に仕事を終わら
せてしまうからです。


つまりはそれほど、期限を決める力は大きいということ
になります。


参考書籍:『仕事が速い人は、「これ」しかやらない
ラクして速く成果を出す「7つの原則」』
(石川和男 著、PHP研究所)


最後までお読みいただきありがとうございました。

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