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【日記】フリーレン、泣けるとか泣くとか泣いたとか、でも私は微笑むけど

ようやっと『葬送のフリーレン』を観てる。
今、14話目。

去年の秋に始まった時は見る気満々だったけど、
「泣ける」「泣いた」
「泣くでしょ」「泣かずにいられない」
いち早く並んだコメントに「・・・」。

その頃は『呪術2期』で満身創痍だったから
これ以上「泣き」たくなかったというのもある。
もしそれが「泣かし」にきてるならなおさらで。
欲しいものの不一致だったわけだ。

なのでまずは『呪術2期』の痛手を癒すため
『UNDEAD UNLACK』に活路を見出していたけど
春も近づいた今日この頃、そろそろいけるかと。

「泣き」たくないわけじゃないだよね。
「泣ける」話も悪くないと思うし、
みんなの「泣いた」も本当だろうってわかってる。

それで結局、私も「泣いて」、
でも「泣く」以上に笑っちゃって。
ゲラゲラ笑うんじゃなくて、
じんわりじわ〜と嬉しくて。

みんな、いい人すぎなくてよかった。
汚いことに蓋してなくてよかった。
「都合がいいこと」があってよかった。

ハッピーエンドってなんだろうね。
幸せってどんな色をしているんだろう。
言葉の意味を私たちは本当に知ってるの?
どんな生き方も否定されるべきじゃない。
ただ、やっぱり覚悟は決めないと。

これは多分、何度も見返したい部類に
相当するのではないかと思ってる。
後回しにしちゃってごめんなさい。

実は、
同じように「泣ける」を危惧しながら臨んだ
『ヴァイオレット エヴァーガーデン』は
申し訳ないけど途中でくじけた。
重いのとか暗いのか別に大丈夫なんだけど、
なんだろう、なんだろう、なんだろう……。

でもきっと、最後まで観ないと答えは出ないよね。
もちろん、観てもわからないこともあれば、
観て困惑ばかりが増すこともあるだろうけど、
そんな屁理屈はさておき、
とりあえずもう一度向き合ってみるかな。

でもその前に『葬送のフリーレン』。
私も「今」が一番大切だから、
「今」について考えているから、
「今」はこれがしっくりくる。

不完全なるものの美しさはきっと
完全なるものを超えるだろうって
ずっとずっとずっと思ってきたけど、
彼らの旅に、心に、世界に触れて、
「だよね」って優しい声で
言ってもらえたような気がしてる。


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