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【140字/空想】ある夏の日の浜で

海からの風は容赦なかった。
何もかもがしょっぱくなって絡みつく。
お気に入りのドレスが
千切れんばかりにはためいた。
これじゃあ、飛べませんね。
ええ、吹き飛ばされますね。
ああ、と彼が楽しげに笑い声を上げた。
いいですね、それ。
ただただ吹き飛ばされる、いいですね。
空はどこまでも真っ青だった。



連載中で画像が青続き。
ちょっとアクセントが欲しくて
140字を取り上げたのですが、
季節を気にして選んだら……
ビーチの話で……
これは……
とりあえず砂と風にフォーカス!
どうにかなったかな?
夜はまた連載に戻ります。


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