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遠い遠い昔から雨が嫌いだった 空を切り裂く稲光が 冷たい部屋を浮かび上がらせば 隅の影に丸…
私を覗き込んであなたは言った ねえ、もう、悲しくないでしょ 僕が来たから、もう大丈夫 髪…
チョコレートみたいな夢を見ようよ 退屈な午後にまどろんで あの日 きみがぼくの唇に 押し当…
冬の色について教えてくれないか? 彼が甘く囁いた そんな寂しいもの知ってどうするんです 僕…
夜の海では手を引いて 波に拐われぬよう ずっとずっと囁いて 潮騒に惑わされぬよう 青だけ…
りんご箱を実際に まじまじと見たことはない だけどそれらしきものが登場する話には いつだっ…
雨が降っている 雨は嫌いじゃない でも今日の雨は なんだか好きになれそうにない いつになく乱暴で うすら寒さを感じさせて 孤独の意味を押し付けてくる 叩きつけられる雨粒が 重苦しいため息みたいに重なって 四方八方から僕を囲んで閉じ込める 濡れてないのに濡れている 心の底までびっしょりだ 雨は嫌いじゃない でも今日の雨は なんだか好きになれそうにない 今日のNYは雨です。 最高気温は22度、すっかり秋になりました。 寂しい雨は厄介ですね。 今日の詩にはオチなんかなくてループし
「秋が好きかい?」と尋ねたら 彼女は大きく頷いた 夏生まれの南国育ち リネンのドレスに裸足…
愛は犬 犬派の勝利よ! 声高らかに杯を掲げる親友 全身で喜びを表し 無邪気にまとわりついて …
ヒマワリへと凱旋する 太陽の眷属である妹が 華やかな夏を引き連れて 真っ白な入道雲とか キラ…
ヒマワリへダイブしたい ひどく真面目な顔で彼が言った ごらんよ あの緑色の瞳 まるで夏に恋す…
文芸部発、というチケットを持っている。 帰国スタンプが押してある。 もう何十年も前のもの。…