見出し画像

週報プークス1月 床でねじれるみのむし

前回の週報はこちらから。




1月15日(月) ととのいジャーニー

お湯に浸かると、芯から冷えてた足がたちまち温かさを取り戻して、包まれている感じがするから銭湯が好き。
日記を書き初めてから、だいたい銭湯の話をしている。
バスタブでも得られる効能のはずだけど、こっちがより好きなのだ。
ほこほこになって冷蔵庫より冷えた道をゆくことは、自動でととのうようなもんだな。

毎日、なにかしらニュースを目で追っていて思ったのだけど、年始の被災に対して、いち早く、そして的確な支援をしていることが知れたのは、タレントの紗栄子さんが代表のTHINK THE DAYの動きだ。
支援品として何が求められているかの聞き取りをし、用意のできるラインの確保など、ノウハウをしっかり持って当事者に確実に届けていること。
アレルギー対応の旨を大きく書き出された、食品の差し入れの写真を見て、求めている側も贈る側も相互にしあわせな取り組みだと感じました。



1月16日(火) くびれのない指

晴れ間も見えたので、さっと外に出たらやはり雪が降ってきた。
ここ何年かで、しつこく予報をチェックするようになったのは、なんでだったか思い出せないけど、びしょぬれになればテンションは下がるし、生命の危機だ。だからNERVのアプリにお世話になっている。

左の小指の一部が腫れてぱんぱんになったことに、起きてすぐに気がついた。
曲げづらいのだ。
でもなんでなのかはわからない。寝ている間に突き指か? はて?
不調が続くが、あごのニキビはわりとマシになってきた。
食事を満足に摂れない日々が続いている。



1月17日(水) 見守り

昨夜は帰宅の頃に、空が澄んでいることに気がついて、ぼんやり歩いていた。道のまんなかに出ても、なにも通らないのが田舎のらしさが出ていると思う。(まったく車が通らないわけではないので、基本的に遵守でやらせてもうてます)
うすい三日月が、やがて雲のうしろで赤くなって隠れていき、星もきれいに見えている。月が全面に出ている日などは、田んぼの稲の名残や、古きよき家屋を囲む防風林や山のシルエットを確かめることができるほど、それはもう明るいものだけど、昨日は雲がかっていても、空のぜんぶが明るく見えたのは、ふしぎだ。



1月18日(木) 離れていくもの

音楽をしっかり聴く、ということがここ数年で、自分の習慣から消えてしまった。追いかけるバンドもなく、いつも行く場所で有線がかかるということもないので、新たな出会いもないのだ。ときどきYouTubeが気を利かせているのか、いわゆる作業用BGMのチャンネルをスッと出しているのだけど、うちのMarshallの有線イヤホンは、何かを聴くより、ほどよく外の音をシャットアウトするためにある。
ごくまれに、コンビニやマクドナルドの店内放送で気になるものがあって、Shazam(音楽検索サービス。iPhoneに標準装備されている)に聴かせて、探すくらいで日常に音楽がかかるシチュエーションが、局所的なわたしの生活。こんなわたしも、気に入った曲はしつこくかけていた時や、ライブで血液が沸き皮膚の下がうごめくような感動を体感したり、どうにも大好きな楽曲のMVを夢想していたことがあったりしたのだ。
サカナクション「ホーリーダンス」は、コンテンポラリーの描写が欲しいな〜、と思っていたら、リリースからずいぶん経って作られたMVで、ほんとうにコンテンポラリーダンサーが登場して、すごく嬉しかったな。



1月19日(金) 笑いが込み上げて口元に広がるまで

たまたまSNSで見た「置かれた場所で大暴れ」というワードが、ひどく胸をふるわせた。
「置かれた場所で咲きなさい」というメッセージは、広く知られているのだけど、わたしはあまり歓迎できなくて、でもそれがぴたりとハマるステージもあるのだろうな、と想像する。
そこで大暴れ。すごくいいな。

で、その元ネタはどうやら書籍タイトルらしかった。



1月20日(土) 日常の些細から褒めていく

先週に続いて発掘された食品の、大丈夫と思われるものを胃にしまう。
素麺をあたたかいままいただこうと思うと、茹で汁ごといきたくなるのだが(茹で汁でスープを作ったり)、そうすると味が非常にぼやけてしまうので、温麺にするにしろ一度の湯切りと水でぬめりを取る作業って肝なのだと思い知る。なので、カレー味のつゆに入れる前に、湯切りしました。
えっへん。

数日前から左手の調子がおかしくて、小指を知らない間に突き指したのかな? と思って安静にしていたが、ほかの指もつけ根のあたりが腫れていて、なんか全体的にむくんでいるなと気がついた。
近頃は、簡易的な診断をしてくれるwebサイトがあり、症状を入力すると可能性のある病名をいくつか挙げてくれる。



1月21日(日) 無題

1日中、おなかがいっぱいな感じでガスで腹が張る。小雨のなか、散歩。
運動! 運動で解消!
古舘伊知郎さんとロザンのチャンネルで、松本人志氏の活動休止について触れていた。


ロザンの2人は、主に報道後の動向についてのバックヤードを思いやり、古舘さんはアップデートが迫られているとの指摘と、フェミニズムの考える性加害の問題点を汲んでいた(ちょっと驚いた)。
それでいて氏の復帰を待ち望んでいることを明かしたので、また驚いた。
明石家さんまさんの見解(さんまさんのラジオでの発言を切り抜いたものから引用、と注釈つき)を交えて話していたけど、そこで「今、活動休止をしたのは娘を守るため」という、人情と結びつけてしまうのは、非常に不可解、なんですよね。
続報を見ても、近年に至るまで続いている彼の所業を「娘のため」ならば、しない選択肢を持てたのに、それをしなかったのはなぜなのか?
そして「娘のため」は、加害を矮小化するときの常套句だな、と思う。加害は、その手をふるわなきゃ起きないことを思えば、自分で始めて、自分でぶち壊しにいってることを、美談にしないでほしいな。




今週も読んでくださり、ありがとうございました!
過去の週報はマガジンにまとまっています。そちらもどうぞ。

chicca

応援のプロ求む!🙌 サポートいただくとホテルステイ生活に一歩近づきます!