過去のメルマガ再掲載　第6週　個性とは何か？違いとは何か？

「親が変われば世界が変わる」のCCC HUMANです。
火曜日は子供との接し方をテーマにしています。

本日は、個性とは？違いとは？、です。

昨今『個性』という言葉をよく耳にするようになりました。
『個性』と聞いてどんなことを思い浮かべますか？

何かその子が持っているスキルだったり、
得意なことだったり、
ポジティブなイメージがあるのではないでしょうか。

もちろんそれはそれでいいのですが、
個性というのはネガティブなことも含みます。

あることが出来なかったり、
あることが苦手だったり、
これも個性です。

よく個性を尊重するとか、
個性を伸ばそうと言いますが、
ネガティブな面を受け入れてこそできることです。

そして、それは人との違いを認めることでもあります。
さらに言えば、違って当然、だから面白いと思うことです。

子供にも
「あなたは誰とも同じではなく違う一人の人間。
　そしてそれが素晴らしいこと。」
ということを伝えてあげましょう。

どうしたら伝わるか。
それは大人同士の中の会話でも現れるかもしれません。

親自身が違うことが面白いことだよねと思い、
それを子供前で話すことです。
例えば、親同士の会話で、
母：「こんな人がいたの」
父：「へぇー。面白いね。いろんな人がいるよね」
こんな会話を子供の前でしましょう。

シングルの方は兄弟でも祖父母でも、
なんならテレビの人を見て独り言でも構いません。

他にも、
子：「〇〇ちゃんが、こんなことしちゃったんだよ。」
親：「そうか。いろんな考えがあるからなぁ。」
何が良いか悪いかを決めつけずに、
その違いを受け止めてあげましょう。

その上で、子どもが何か苦手な部分だったり、
他の人と違う部分があっても、
できないところは気にせず、
できるところを褒め、
人と違う部分は「面白いね！」と認めてあげましょう。

子どもは親にどんな自分でも受け入れてくれてこそ、
自分に自信が持てるようになってきます。