映画『メッセージ』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
先日、『インターステラー』を観た後『メッセージ』も観ていなかったなと思いだしたので、そのままAmazon Primeで観てみました。
日本では2017年に公開された映画です。
主人公は兵士ではなく言語学者で、「ある日突然やってきた未知の相手が、何を言おうとしているのかを読み解く」という話です。
「同じ地球人同士ですら、言葉の受け取り方を当たり前に間違える」ということを思い出させてくれる映画でした。
他国の人が何を言っているのか、今でこそわかりやすくなりましたが、そうなる前は恐らくこの映画のように「武器を与えると言っている」「武器ではないのではないか?」「道具では?」「贈り物?」など試行錯誤していたのだろうなあと思います。
同じ日本人同士で現代であっても、生まれ育った場所での使い方が違えば、言葉の通りに受け取られないということはよくあります。
他国の言葉が話せたとしても、同じ問題は起きます。
それがさらに全く今まで接触のなかった宇宙人ともなると、難易度が上がります。
赤ちゃんや、初めて言葉を勉強する子供に接するかのように宇宙人と試行錯誤していくところは、お互いに察しが悪いと時間がかかる部分でもあるので、色々考えさせられます。
もし今後地球に宇宙人が来ることがあれば、色んなジャンルの人が総動員されるのかもしれないですね…。
当時、お菓子の『ばかうけ』に似ていると言われていたのは、印象的でした。
しかも乗ってくれる。
「Win-Winみたいな言葉」で「ノンゼロサムゲーム」があるというのをこの映画で知りました。
色んな言葉、言い方がありますね。
大事なのは、形や口に出す時に「わかってくれるだろう」「言ったから、書いたからOK」ではなく、「本当に伝わっているか?」を確認することだなと改めて感じました。
ニイザト
ヤマケイ