鬼とバレンタインがくる如月
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
早いものでもう2月が始まっています。
節分もいつの間にか終わってしまいました。
室町時代から続いているとも言われている豆撒きですが、最近は家族で鬼役に豆を投げつける中、鬼も豆を打ち返したりして楽しんでいるのを見かけると、連綿と続いてきたイベントもいいものだなあと思います。
幼稚園児の頃に劇で鬼役をやったことがあるのですが、皆が大勢いる村人役をやりたがってまったく鬼役が決まらなかったため、「私がやります」と言ったことがあります。
単純に早く帰って遊びたかったからなのですが、結果的に鬼はひとりしかいないし地声も大きかったため、知らない親御さんから「大きい声でしっかり出来ていたね」「よかったよ」と言ってもらえたり、先生からも「挙手してくれて助かりました」と言われたりしました。
脚本的にも、鬼は悪役というよりもむしろ村人に迫害されていながら村人を乗り物に乗って助けにいく話だったので、「村人よりも鬼のほうが目立つしいいじゃん、なんで村人やりたかったの?」と聞かれている子もいた気がします。
(『泣いた赤鬼』かなと思っていたのですが、赤鬼オンリーだったのと、車役の男児2名と舞台を走り回って、最後は皆で手をつないで歌うという流れだったので、昔話をベースにしたオリジナル脚本かもしれない…)
それ以来、豆で追い払われている鬼をみると「邪気払いだからたいていは悪だけど、悪くない鬼もいるかもしれないんだなあ」と思うようになりました。
そして今年も豆を撒くのを忘れました…。
近くの阪急では、バレンタインの特集が始まっています。
今年もデメルのチョコレートを無事確保!
毎年「今年も来てくれるだろうか…」と思いながら見に行く私です。
ニイザト
ヤマケイ