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うちの頼れるコーディネーターを紹介したい件(前編)

秋分の日が過ぎて、少し過ごしやすくなってきたでしょうか?
気づけば仕事が終わるころには、外も暗くなって
夕焼けがきれいな時期になっていますね。

でもまだまだ30度越えの日もあるので、
扇風機は片付けられません。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
担当:えぬです。

ライター🖊:えぬ
プロジェクト担当1年目職員。
休暇取得が下手な私が、先日仕事をはじめて以来最長の休暇を取りました。かといってやることもなく、撮りだめしていたアニメや、積んでいたマンガとゲームの消化で休みが終わりました。有意義な休暇の過ごし方を模索する日々。

今回は

「うちの頼れるコーディネーターを紹介したい件」

と題してお送りします!

はじめに

このプロジェクトを動かしていくうえで
欠かせない存在が地域企業の皆さんに寄り添い、 支援する「コーディネーター」の皆さんです。
今回はプロジェクトの中の人にフォーカスし、

どんな人がプロジェクトに関わっているのか
どんな思いを持っているのか
コーディネーター目線で注目していることは?

等、コーディネーターのみなさんに
いろいろお話を伺ってきました!!
ちょっと長くなったので、前後編に分けてお送りします!


No,1【構想家】

まずは、本プロジェクトの推進役
【一般社団法人リリース】の共同代表である
桜井さんにお話を伺いました!

桜井 肖典 Yukinori SAKURAI
一般社団法人リリース共同代表
2000年よりデザイン・コンサルティング会社を経営し、様々な領域でコンセプトメイキングから空間、商品、サービスまでをトータルにデザインする。アートや工芸等の<創造性>、禅やマインドフルネス等の<哲学性>、地球環境や地域文化等の<持続可能性>とビジネスの融合を専門として、京都をはじめ日本各地で、自治体や企業のプロジェクトに対する領域横断的なプランニングとディレクションを実践する。

―― 「リリース」は「未来が歓迎する経済文化づくり」を目指されていますが、どのような活動を行なっていますか?

私たちは、自由でやさしいビジネスの選択肢を
世界に増やす意思や行動、知恵やアイデアを、
共有し(Share)、広げていく(Spread)
運動体として、
ともに学習しながらCommunity Based Economy
育みあえるような事業づくりを、全国各地で行っています。

―― コーディネーターとしての自身のPRポイントを教えてください!

質を突き詰めていくデザインの考え方
固定概念を打ち破るアートの視点
そんなクリエイティブな発想で、
地域と会社の新しい関係を築く地域企業の皆さまの事業を応援しています!

―― 今注目している取組や応援してみたい事業はありますか?

文化資本や自然資本を増やすような事業を応援したいです。

また世界と共有したくなるような
先人たちの知恵を、現代に活かすような事業には
特に注目しています。

――桜井さんにとって地域企業の魅力とは!

京都というまちには、目には見えない知恵や技術、
思想が層のように積み重なっていると感じます。
その上にいる私たちの世代は、
どんなものを積み重ねていけるか。
地域企業の魅力は一言では語り尽くせません!


No.2【クリエイティブカタリスト】

続いて、同じくリリースの共同代表
風間さんにお話を伺いました!

風間 美穂 Miho KAZAMA
一般社団法人リリース共同代表
映像制作やデザイン会社を経て、2007年から一般社団法人Think the Earthに所属。企業や政府、NPO/NGOやクリエイターなどの間を結び、“エコロジーとエコノミーの共存”を目指し、環境コミュニケーション分野でコンテンツ製作や新事業プロデュースに携わる。2013年からリリースに参画、企業や自治体とのプロジェクトメイキングやマネジメント、事業プロデュースを担う。

――「リリース」としてどのような価値観を大事にされていますか?

自然や文化など社会の分母となる
資本を減らすことなく、
それらを耕し育み続けるビジネスを、
地球と呼応する経済活動として
将来世代へも手渡すこと。

また人も自然の一部として捉え、
クリエイティビティサステナビリティ
ウェルビーイングの重なる領域で、
オープンイノベーションを推し進めようとしている
方々を後押しすることを、
事業の軸に据えています。

―― コーディネーターとしての自身のPRポイントを教えてください!

東京を拠点に10年ほど、環境コミュニケーションやクリエイティブの分野で企画・プロデュースをしてきた経験と、京都に拠点を移してからの10年、
ビジネスとクリエイティブをはじめとする
多様な専門家や行政の方々と共創する
プロジェクトづくりや、新事業開発を
後押ししてきた経験。
その両方がとても活きているなぁと
実感する昨今です!

―― 今注目している取組や応援してみたい事業はありますか?

世界中から日本、京都へ訪れる方々が
増え続けている状況を受け、
新しいツーリズムの手法づくりや旅の再解釈など、
文化の切り口から研究と実践に寄与できるような
事業・指標づくりに注目しています。

そして日本の風景を担ってきた仕事や働きから
学び合う体験学習事業や、
人と自然のウェルビーイングを
高めるサーキュラーエコノミーに関する事業は、
特に応援していけたら!と思っています。

―― 風間さんにとっての地域企業の魅力とは!

まちが長く続いていくため”に 先人の叡智や縁を
脈々と受け継がれている存在であり、
未来へも受け渡していく“まちの希望” のような存在
と感じることが多くあります。

地域企業は多様な価値観を包含しながら、
共同体としての営みや振る舞いを
長い時間軸で見守り、後押しし易いところも
魅力ですね。


No.3【共創家】

前編のラストを飾るのは、
本プロジェクトに長年コーディネーターとして
かかわっていただいている前田さんです。

前田 展広 Nobuhiro MAEDA
株式会社よい根代表取締役/一般社団法人リリース理事
京都市生まれ。クリエイター養成スクールの運営や地域企業のCSR室長を経て、2015年に個人事務所を設立。地域や企業の"人の内発性"に注目し、京都を中心に社会課題解決に取り組む企業を1200社以上を調査し、企業・市民・行政が共創する100以上の社会的事業に携わる。2024年に法人化し「株式会社よい根」を設立。全てが活躍する社会を願い、様々なセクターの“あいだ”で活動を広げている。

株式会社よい根ホームページより

―― コーディネーターとして心掛けていることは何ですか?

先入観を持たないように企業さんの話を聞くことを心がけています。

企業が企画を考えるうえで、内容が目的ではなく、
手段になっていることもあるので、まずは、
その企画に至った思いの背景や本質
を聞くようにしています。

また、コーディネーターは行政の支援メニューや
自分が知っている事例を紹介しがちですが、 
成るべくそうならないように、
幅広くアイデアを出すようにしています。

―― 初期から地域企業応援プロジェクトにかかわってきて感じている変化はありますか?

5,6年コーディネーターとしてこのプロジェクトにかかわっていますが、
開始した当初と比べると
新しいことにチャレンジする企業が増えてきた
と感じています。

当初はスタートアップ系の企業が応援会に参加することが多かったのですが、最近は京都でずっと事業をされてきた老舗の企業が社会課題解決や
地域貢献につながる事業を考えるようになってきたのも印象的です。

―― コーディネーターとしての自身のPRポイントを教えてください!

1社では課題解決が難しく、共創や企業間の連携が必要になってくると思いますので、そのサポートを徹底的にします!

もやもやしている企業さんはもちろん、変なこと考えている人や企業も大歓迎です(笑)

―― 今後チャレンジしたい取組や、現在応援しているプロジェクトのことを教えてください。

これまでこのプロジェクトに企業側として参加されている、「京都オーガニックアクション」の廣海緑朗さんが、今までの取組を踏まえて大きなマイプロジェクトを実行されようとしているので、応援してもらえたらと思います。

これまで参加された企業や団体が、
今まで挑戦やプロセスを経て、進化しているので、
その変化を知ってもらっても
面白いと思っています。


前編は以上になります!
近日後編をアップ予定です!お楽しみに。

(1007追記)後編投稿しました!


告知

地域企業応援会では、そんな頼れるコーディネーターから
事業計画や企画段階からアドバイスをもらえたり、
1社では達成が難しいような企画に対しても協業先を一緒に探したり、
時には応援会を飛び出して打ち合わせなど、
地域企業に寄り添った伴走支援を行っています。

「新しい事業を考えていて一度相談したい」
「会社の新事業の企画書を作ったけど、社内プレゼン前に一度壁打ちしたい」
「今やっている事業を横展開するためのパートナーが欲しい」

等、地域企業の事業の具体化・実現に向けて、
きめ細やかな助言、企業間の連携支援等を行います。

次回は11月6日(水)!
ぜひ一度ご参加ください!

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