見出し画像

涙が止まらなくて2週間休職したワーママの話

こんにちは。こめ子です。
新しくノートパソコンを買ったことで文章を書きたくなって
何を書こうと考えて思い浮かんだのがこのタイトル。

直近で2週間休職していて、その当時
同じような方がどのように過ごしているのか、
休職が終了してからどうしているのかが気になって、
noteをひたすら見ていました。
私と同じような方の参考になればと思い、書き始めてみます。

自己紹介~メンタルブレイクのきっかけ

簡単に私の自己紹介から始めていきます。
もうすぐ3歳になる息子がいる31歳ワーママ。
地方の文系私立大学を卒業後、不動産会社(わりとベンチャーめ)なところに入社し、入社半年で涙が止まらない現象1回目を経験しました。
風邪をひいて休んだか、普通の休みだったか覚えていないけれど、明日からの仕事量が多すぎて期日に間に合わない気がする、不安、どうしよう、といった形で家で号泣したことが始まり。
この時は1~2日休み、同期が家まで様子を見に来てくれ(新幹線に乗ってまでして来てくれた同期も…!神!)、気持ちが落ち着いてから出社できるようにはなりました。
入社半年ということもあり、ここで辞めても転職なんてできるわけないと思い退職することは考えていなかったけれど、営業職だったのを事務職に変更してもらうことは考えていました。
しかし、復帰した日の出社直後、取引先からの電話で「こめ子さんだから~」といった会話があり、私だからできることもあるのかな、営業続けたいなと思い、業務量を減らしてもらう方向で営業を続ける決意をしました。

バランスを取り戻して再び働き始めた日々だったが…

その後は手厚い上司のフォローもあって問題なく過ごしていましたが、それから約1年半後、結婚が決まったタイミングに転機が訪れました。
それまで実家暮らしだった私でしたが、新居が決まり、新居での暮らしを進める最中に、再び涙が止まらない現象が起きました。
何が不安なのかわからないけど、涙が止まらない、このままでは出社できない。
取り急ぎ仕事は休み連絡を入れて、実家に戻り、ここで初めて心療内科に通いました。
自分では気づいていなかったが、仕事でも無理をしていたよう。
不動産業界は12月~3月までが繁忙期で、ちょうどそのころは1月上旬でまさにピークといった時期、そして次の4月には役職が上がるかどうかの瀬戸際にいた私は、かなり数字のプレッシャーも感じていたのだろう。(自分では気づいていなかったけど、今振り返るとそう思う。)
その後無事にエリアマネージャーに昇格したものの、約1年は薬に頼りながらなんとか仕事を続けてきました。

仕事をセーブしママになるが、再び…

その後1年でポジションを降りたり、転職したりするうちに薬を飲まなくても生活できるようになり、出産もしたりと気づけば3~4年経っていた。
もう私は大丈夫、なぜかそんな気持ちがあり、復職後、キャリアアップを図って2回目の転職に踏み切った。

しかし、今回の職場に転職してから3週間後、最初の異変が起こる。
これまで何度か経験した涙が止まらない現象。
この時は、何をしたら良いかわからない不安が原因だったように思える。
(当時、新規事業の立ち上げを一人で担っており、事業計画を練ったりと準備段階だった)
1日休んで自分が躓いていた内容の本を読んだら、こうやれば良いのか!と気づけ、翌日にはそれを行動に移さねばと、この日はもりもり活動できた。

その後も無事に半年ほど働いていたものの…
新規事業で売り上げを出さなければいけないプレッシャーと、そのために何をしたら良いかわからない不安でまた心が折れた。
数日前に初の売り上げを見込んでいた商談が破談になったことが最後の一押しだった。涙が止まらず何もできなかった。
休みをもらい、心療内科に行くと、「休みましょう」の一言。
明日の仕事どうしようと不安がいっぱいだった私は、その一言にすごく救われた。これで2週間の休みが確定した。

休職してみて

はじめの1週間は前職の同僚と会ったり、友人に会ったりととにかく人に会う機会を増やしていたが、残り1週間となると「仕事どうしよう、できるのかな」と不安が再度押し寄せてきて、休んでいる気がしなかった。
ギリギリまで休職期間を延ばすことを考えていたが、話している中で一旦復帰してみようと自分の気持ちが傾いたタイミングがあり、この直観を信じて今は働いている。

復帰後については売り上げの責任はなしで時間給で働くことになり、前より負担なく働けている。代表に感謝。

その後も1~2日休んでしまい、以前飲んでいた薬を再度服用しながら働いているが、だいぶ落ち着いてきた。

復帰か退職か悩んでいるのなら…

復職か退職か、休職期間中に決断するのはすごく勇気がいることだと思う。
何も考えずに休みたいというのがあの時の正直な気持ちだったし、復職しても転職してもまた休んでしまうのではとなかなかどちらも選べなかった。

ただ、今思うのは、正しい選択肢を選ぶのではなく、自分が少しでもラクだと感じる選択肢を選んで良いということ。
私自身、復職を選んだことが正解だったかはよくわからないけど、もうちょっと頑張ってみようかなっていう前向きな気持ちが持ててる。

真面目で責任感が強い性格だからこそ、これからの長い人生でもうまく付き合っていかないといけない特性なんだと思う。
ついつい自分より他人を優先してしまったり、こうした方が良いだろうなと空気を読んでしまう癖があるのだけれども、これからは「~すべき」ではなく「~したい」と思える選択肢を取っていきたいなと思う。
もちろん、周りに感謝しながら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?