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伝わるか伝わらないか

誰かと話していて、自分の本当に言いたい事がちゃんと伝わる確率はどの位だろうか。

そんな事、普段考えながら話す人あまり居ないのかも知れません。
100言ったら100伝わってる。
って思ってる人が多そうな気がします。

相手の顔を見て、反応があり、話しが通じている(感じがする)のだから、100%でしょう。と。

話す主題にもよりますが。

私は平均して50%伝われば良いほうじゃないかと思っている。

その確率を上げていくのは、結構至難の技ではないかと、日々感じるのです。

例えば、
「学校教育は子供にとって悪影響を及ぼす可能性のほうが、良い影響をおよぼす可能性よりも断然に高い。」

みたいな話は、本当に私の意図するところを伝えるのは難しいし、

「選挙=民主主義ではない。」
「自民党もリベラルである。」
「憲法を守らなければならないのは国民ではない。」
「選挙は権力(+資本)を持つ側が必ず勝つ。」
「電気自動車はエコロジーではない」
「エコをするならごみの分別をしてはならない」
「環境問題はあと3年のうちに生活を劇的に変えなければ、人類は夏に外に出れなくなるかも」
「環境危機により水位が上昇し、日本の海岸近くは海に沈む」
「新型コロナはあと数年は付き合うことになる」
「このままだと新型コロナの次は違うウイルスが人類を襲うかも」
「SDGs=エコロジーではない。」

みたいな話は入口から拒否されるし、3時間話しても伝わらない。別に誰かを怖がらせたいわけじゃない。

原因はまず、
・人間は聞きたい話しか聞かない
・人間は都合の悪い話を都合よく変化させて頭に入れる
・言葉の定義も都合良く変えて理解する
・そもそも、それぞれの思う言葉の意味(定義)が違う。
・何が言われているかより、誰が言っているかが大事(先入観多め)
・正常性バイアスが強い

もっとあると思うけど、どんなにデータを出しても伝わらない。
だって知ってしまったら辛いから。
聞こえないふりをして、今のままが安心だから。変化は怖い。

近年は陰謀論という便利な言葉もあるので、
科学的に検証され、多くの科学者によって証明された事柄でさえ、陰謀論と片付けられてしまう。
私達の世代が、
人類の限界を見るのかも知れない。
もう見ているのかも。





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