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就職氷河期まとめ

 自分が就職活動をしていた1999年〜2000年そして新入社員だった頃を、思いつくままnoteに書きなぐってきたのだが、思いのほか長くなってしまった。

 就職氷河期とはどういうものだったのか、私なりに調べてまとめてみた。

就職氷河期はいつからいつまでか

 就職氷河期とされる時期はバブル崩壊後の平成5年/1993年→平成17年/2005年のおおよそ12年間のことらしい。

 ではその時期に就職活動をした人はどの年代なのか。

就職氷河期世代とは

○1993年(就職氷河期スタート)
大卒
昭和45年/1970年4月→昭和46年/1971年3月生まれ おおむね2020年に50歳になる方

専門学校・短大卒
昭和47年/1972年4月→昭和48年/1973年3月生まれ おおむね2020年に48歳になる方

高卒
昭和49年/1974年4月→昭和50年/1975年3月生まれ おおむね2020年に46歳になる方

○2005年(就職氷河期終焉期)
大卒
昭和57年/1982年4月→昭和58年/1983年3月生まれ おおむね2020年に38歳になる方

専門学校・短大卒
昭和59年/1984年4月→昭和60年/1985年3月生まれ おおむね2020年に36歳になる方

高卒
昭和61年/1986年4月→昭和62年/1987年3月生まれ おおむね2020年に34歳になる方

つまり最終学歴でまとめると

大卒
昭和45年/1970年4月生まれ(50歳)
→昭和58年/1983年3月生まれ(37歳)まで

専門学校・短大卒
昭和47年/1972年4月生まれ(48歳)
→昭和60年/1985年3月生まれ(35歳)まで

高卒
昭和49年/1974年4月生まれ(46歳)
→昭和62年/1987年3月生まれ(33歳)まで

ふう…。

まとめ

 大雑把にまとめる。
 2020年に33歳から50歳までの方が就職氷河期世代に当てはまる可能性がある。
 子育て中の年代とも重なる。はたして傷だらけの就職氷河期世代が結婚や出産へスムーズに漕ぎ着けただろうか?

 いくら未婚や少子化社会を嘆かれても、若年層にはどうしようもないことだ。この世代と先人達とは状況が違う。

 学歴によって就職活動の方法が変わるので一概にはいえないが、就職氷河期の影響を受けた人は幅広い。

 就職氷河期世代は就職できなくて地獄、無事就職しても地獄を見た印象がある。

 就活で不採用が続き、心身の不調に陥る者もいた。

 たとえ就職できても、人員削減された職場で研修に充分な時間をかけてもらえず過重労働で心身の不調に陥り、休職や退職を余儀なくされる。

 ふう…。

 私が就活した2000年、よく聞いた言葉に「即戦力」というのがあったものだ。

 結論

 「新人の育成に金かけられないからって、若者を雑に扱いやがって」

 ぜーはー。

 ここからはあくまで個人の見解。
 
 「なぜ若年層が不利を被りやすいのか?」
 それは若年層の選挙投票率が低いから。

 政治家のみなさんは優先順位を考える。自分に投票してくれる支持者が最優先なので、投票率の高い高齢者のための政策が真っ先に通っているような気がする。

 もっというと投票する権利のない18歳未満は優先順位がかなり低い可能性もある。

 投票しよう。少しでもマシだと思う人に投票しよう。

 若いうちの苦労は買ってでもしろ?命に関わる苦労なんて絶対してほしくない。

 生きてるだけで花まる!
(by haru@メンタルなんにんもいる人 さん)

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