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今後の自動車はどうなっていくのか? 多様性が大事ということ!

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<これからの自動車は本当にEVか?>

2024年の現在、
米のテスラー、中国のBYDは、EV(電気自動車)の会社であり、
日本の日産やホンダもEVに大幅に舵をきろうとしている。

スバル、マツダ、三菱自動車などもEVをやっている様子。

また欧州の有名企業も、EVに舵をきっている会社が多い。

ホントにそれで大丈夫ですか?

と思う。

(とは言え、やっと少し、EVに疑義を感じつつあるようだが)

<もともと、”全てEV”は無理じゃね?>

EVは電気でモーターを動かすのでCO2排出はゼロ。

でも、それは自動車が走るときの話。

自動車に搭載する電気”自体”を作るのにはCO2は、
たぶん発生している。

ソーラー発電や、風力発電のような再生可能エネルギーだけで、
CO2を使わず、世界の全電気量をまかなう技術は残念ながら無い。

さらに、その世界の全電気量に加えて、新規に自動車の電気も
つくるのは、到底不可能である。

まったく未知な科学でもつかわなければ無理。

まさにSFである。

少し考えれば分かるハズ。

(・・・個人的にほんの少し希望があると思うのが核融合か?)

<EV以外の自動車はどうか?>

いままでの自動車は、化石燃料を使うエンジン車であった。

化石燃料のエンジンはガソリンとディーゼルがあるが、
ここでは同じようなものと考える。

化石燃料エンジンと上記のEVの他には何があるか?

ハイブリッド型
(化石燃料エンジン+エンジン発電+EV・・)

プラグインハイブリッド型
(化石燃料エンジン+EV+充電・・)

燃料電池型。
(水素と酸素から電気を作る:電気分解の逆反応)

水素エンジン型。
(エンジンで水素を燃焼させる)

などが挙げられる。

<じゃぁ天下のトヨタはどうか?>

トヨタは他社と違って、いままでのエンジン、EVに加えて、
上記の方法を全てやっている。

まさに、やれる方法全てやる、全方位戦略である。

企業として底力があるトヨタだからできることだと思う。

世界の自動車の動向がどうなっても万全である。

すごいの一言である。

<トヨタの方法は生物の多様性と同じ>

トヨタの全方位戦略は生物の進化と似ている。

生物の進化は、突然変異による遺伝子の多様性による。

生物は環境の変化に対応できるように、長い年月の果てに
多様な遺伝子の子々孫々を産んでいく。

生物の進化では、1つの個体ではなく、種を残すことに
重点がおかれる。

環境が劇的に変化しても、多様な遺伝子の1つでも、
その環境で生き残れば、その生物の種は後々まで
生き残ることになる。

トヨタの多様な「全方位戦略」が、
そのまま生物の多様性と同じと考えられる。

世界の自動車環境がどの方向に行っても、何かしらの
自動車の方式が残り、その技術をトヨタは持っている。

抜け目がないの一言だ。

底力のあるトヨタだからこそできる戦略である。

このようなことは自動車だけに当てはまるものではない。

どの業界や組織や仕組みにも当てはまると考えられる。

<様々な事に通じること=多様性>

世の中、単一のものは弱い。

あるものの、まったく同じコピーは廃れる。

様々な、事、モノ、方法、システム、考え方、文化などを
世界に残して、「多様性」を大事にすることが重要だと思う。

多様性が大事。

いろいろなことを許容することにもつながる。

その方が、世の中はよくなるし、持続すると思う。

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・・・あまり言いたくはないが、
・・・日本の政治なんかは特に、
もっと多様性があった方がいいのではないか?

一極集中はダメだと思う。政治も行政も。

多様性!

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