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【号外!アス・ロード⑥】選手・監督・観客も一体に!

鹿児島県の国体取材から帰ってきました!今回は会期前競技も含め16泊19日。実質、半月以上も鹿児島県にいました。疲れたでごわす。
ただ前回のコラムで紹介したトライアスロンの内田弦大選手(滋賀県スポーツ協会)が滋賀県選手初の優勝を果たすなど、大きな成果を挙げてくれました。楽しかったでごわす。

さて、今回振り返る2021年も新型コロナの影響で国体が中止になりました。会場がお隣・三重県の予定だったので、びわ湖放送からも多くの人間を取材に送り、現場の空気を感じてほしい大会でした。この機会を失ったことが今でも残念でなりません。
この年に放送した2年目の「アス・ロード」。特に記憶に残っているのは新体操の滋賀県チームです。取材時点では1982年の島根国体以降で本大会に出場したことはなく、過去の記録を探るのも大変な作業でした。
40年のブランクを打破するため、北川礼子監督が2020年に就任。練習取材中に近畿予選のVTRを見せていただくと、私の周りで見ていた選手たちも、敗退の悔しさを思い出して涙を流していました。所属も学年も違う中で、本当にチームとして戦っているんだと感じる一幕でした。

北川礼子監督 (C)びわ湖放送

その後、新体操の滋賀県チームは栃木、鹿児島と2年連続で本大会に出場。確実に強化が進んでいることを実感します。鹿児島から戻ってきた北川監督は「選手が経験をもっと積めば、2025年の入賞も見える」と力を込めました。
「鹿児島を見ていても、最後は地元の観客のひと押し。会場が最高に盛り上がってほしい」。滋賀国スポまで2年を切りました。監督・選手の願いを叶えるため、私たちも一体となって盛り上がっていきましょう!
【滋賀県スポーツ協会 Bispo!+ 36号(2023年12月31日発刊)掲載】

鹿児島国体の新体操チーム(写真提供:滋賀県競技力向上対策本部)

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