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皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
弊社は人材業界を中心にした転職エージェントですので同業の方からの相談を受ける機会も多くございます。そんな中、最近は転職相談ではなく、起業の相談を受けることも増えてきました。

弊社では転職相談だけでなく、「キャリアの壁打ち」などの目的で面談をさせていただくことも多く、そのような中で同業の方から起業についての話になることもよくあります。

自分が起業した時のことを振り返ると周りに相談する人もほとんどいなく、起業することに漠然とした不安もありました。

そこで今回は実際に私が起業して良かったことについて共有したいと思います。少しでも今後、人材紹介事業で起業を考えている方の参考になればと思います。


起業して良かったこと

起業して良かったことは色々ありますが、最もインパクトが大きいことで言えば「時間を自由に使える」ということです。これは起業する前のように会社の組織に所属している場合は、多かれ少なかれ会社に合わせて仕事をしていかなければいけない状況とは全く違う自由さがあります。オフィスに決められた時間や曜日に出社することも無いですし、定例のミーティングや上司へのレポートなどももちろんありません。完全に時間を自分でコントロールできるということは起業して最も良かった点です。

これにより、例えば平日に家族と旅行に行ったり、今までは全く考えられなかったですが月末の最終日の午前中であっても堂々とジムに行ったりなんてこともできる訳です。

続いてはやや生々しいですが、「使える接待交際費がサラリーマン時代と比べて圧倒的に増える」ということです。具体的には資本金が1億円以下の中小企業の場合は、 800万円までの接待交際費であれば全額を損金算入することが可能ですので月間でも66万円以上も接待交際費を使うことができる計算となります。

弊社のような私1人の会社ではもちろんそこまで使う機会も必要性もないですが、それでもある程度の金額をクライアントや求職者との会食などに使えるというのは人材紹介の仕事をしていく上でとても大きな魅力です。新たな人脈形成やリファーラルなどの機会としても重要な点ではないかと思います。

3つ目は「お客様からのダイレクトの反応を感じられる」ということです。これは会社の看板で仕事ができた、又は仕事をしていた時とは全く違い、全て個人としての信頼がビジネスのベースになるということを意味しています。

当然、知名度やブランド力がない中でいきなり個人として勝負していくのは大変なことも多いですが、そのような中でもお取引をしていただいた企業や転職相談をしてくれた求職者の方に対しては全力でご支援をしたいと考えており、そのプロセスを通してお客様のダイレクトな反応を感じられることはとても大きな喜びです。特に、自分の介在価値を発揮できた時の喜びは会社組織に所属していた時とは比較にならない程、大きなものです。

仕事もプライベートも充実できる

以上、いくつかの起業して良かったことを見てきましたが、起業はトータルで見れば仕事もプライベートもより充実できるものだと思います。もっと言えば自分のありたい姿に限りなく近い状態で過ごすことができるのが起業することの魅力の一つです。

当然、起業には一定のリスクを伴いますが、それ以上に多くのやりがいや充実感があります。人によって状況が違いますので全ての人に起業を勧める訳ではありませんが、少しでも悩んでいる人がいたら是非、チャレンジしてみて欲しいです。

また実は、起業すると同じ起業している経営者とのネットワークが広がっていき、新たな人脈や考え方に触れる機会がとても多くあります。

よく「起業したら孤独ではないですか?」と聞かれることもありますが、全くそんなことはありません。むしろ同じような課題を抱えている経営者同士との交流や同業の方とのコミュニケーションを通して多くの示唆に富むアドバイスを受けることが出来、自分自身が成長する機会ともなります。

ここまで起業して良かったことについて見てきましたが、実際は起業しないと分からないことや実感できないことが多くあるのも事実ですので少しでも今回の記事が起業を考えている方にとって参考になれば幸いです。

次回は今回の記事とは対照的に「起業して大変だったこと」についてまとめてみたいと思います。お楽しみに。

転職・採用の相談はお気軽に弊社までお問い合わせください。
また、今回のような「キャリアの壁打ち」も行っています。今すぐに転職を考えていない方も是非、ご相談ください。



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