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【新刊告知】7/25頃、角川文庫『牡丹と獅子』発売します!
こんにちは。翁まひろです。
今日は告知をさせてください!
きたる2024年7月25日、角川文庫より、新刊が出ますーーー!!
中華ブロマンス志怪小説
『牡丹と獅子 双雄、幻異に遭う』
(著:翁まひろ / イラスト:カズキヨネ様)
(※現在、書籍ページはKADOKAWAのシステム障害により閲覧不可となっており、版元ドットコムさまのページにつながります)
毒舌美人道士と獅子の名を持つ便利屋が怪力乱神を断つ。中華風ブロマンス!
「眠らずの獅子」の二つ名を持つ劉英傑は、乾帝国の南の辺地、神仙が住む山と言われる白淵山の麓にある龍渦城市で便利屋を営んでいる。
英傑は、水神様の祟りと噂される事件解決を依頼されたことをきっかけに、白淵山に住む「百華道士」こと丁洛宝の噂を聞く。
彼は牡丹のように美しい顔立ちをしているが、大の人嫌いでめったに人前に出てこず、さらに彼と目が合うと死ぬ――のだという。
図らずも洛宝と接触した英傑は、彼の近寄りがたいほどの美貌に反した毒舌と、中身の率直さに興味を持つ。
怪力乱神がらみの事件を解決する便利屋となれ、と元締めから背中を押された英傑は、炊事洗濯なんでもござれの特技を活かし、半ば強引に食客として洛宝の庵に居座りつつ教えを請うことに。
初めは英傑を疎んでいた洛宝だったが、英傑に持ち込まれる幻異事件を共に解決していく羽目になってしまう。
次第に相手のことを密かに面白く感じていく2人だが、それぞれ消えない過去の「傷」を抱えていて……?
幼いころに大好きになったドラマ『幽幻道士』。
中学生ではまった古龍の武侠小説『辺城浪子』、金庸『天龍八部』やアレック・スー主演『無敵県令』をはじめとする武侠ドラマ。
日本における中華風ファンタジーの名作であり、私にとっては人生を変える一冊となった十二国記シリーズ。
そして最近では、珠玉の名作『陳情令』や『琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~』など、日本でも大人気の華流ドラマなどなど……。
本作は、そんな筆者が愛してやまない中華世界――古代中国風の架空世界「乾帝国」を舞台にした、中華ブロマンス志怪小説です。
志怪――
それは「怪異を志(しる)す」こと。
古代中国に流行した志怪小説……『捜神記』や『幽明禄』などを題材に描きだす怪異譚。
キョンシーが好きすぎて中国語専攻に進み、「古代中国の怪異」関連のゼミでせっせと古文の翻訳にいそしみ、いつか小説で中華が書きたいと思い、その機会をうかがってきましたが、小説家デビュー二作目として、夢の舞台を描くことができました!
まだまだ内容の話はできませんが、「こんな小説が出るよー!」と知っていただけたら、嬉しいかぎりです。
ちなみに……予約ももうできますっっ(こそこそーっ)
![](https://assets.st-note.com/img/1718059768703-n3NF6tBNkh.png?width=800)
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●紀伊国屋書店オンライン
また書影など、詳しく発表されましたら、お知らせさせてください。
まずは第一弾の告知でした! どうぞよろしくお願いいたします。
既刊情報
第8回「角川文庫キャラクター小説大賞」〈大賞〉&〈読者賞〉受賞作
エンタメ江戸時代ファンタジー小説
『菊乃、黄泉より参る! よみがえり少女と天下の降魔師』
(イラスト:くろでこ様)
発売から一年以上が経ちましたが、小説家デビュー作である本作には、本当にたくさんのご感想をいただいて、ありがとうございました!
「泣いた」「笑った」「このバディ最高」「続編希望」と熱い熱い感想をいっぱい頂戴しました。ううう。
普段、時代小説を読まない方でも、気軽に読んでもらえるよう、とことんエンタメを追求した小説です。
ぜひぜひ手にとってみていただけたら嬉しいです!
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