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寒さ+ダイエット+頭脳労働=死が見えた

寒い時でしかも頭脳労働でフルに血糖使ってる時にダイエットを変わらず続けるとマジで死にかけるという話。


寒くなってきてから体調とメンタル崩しがち、でも対策してなんとかやってるよ〜、という話を前にしました。部屋を暖かくするとか。気晴らしするとか。

でも、そうやってなんとか凌ぎつつも、ダイエットの目標値、摂取カロリーであるとか食事量とか運動量の目標とかは変えずにやってきました。そうしたら、本気で無理だったみたいで、死にかけたんですね。


具体的には、10月末から心身の調子が悪い日が続いて、運動目標をまず果たせなくなってきました。それでも4・5日に1度は回復してくると、当初の目標分運動して、頑張って、そうするとまた1週間くらい動けなくなる…というのを繰り返して、どんどんメンタルも悪くなりました。英語のレッスンもできなくなってきて。

この間ずっと今月中にしなければならない頭脳労働に打ち込んでいましたが、それもなかなか進まなくなり、とうとう先週末くらいには、鬱というかメンタルの低下が酷くなりすぎて、自分が存在してることがいてもたっても耐え難くなって、「あ、これは気を抜くと自殺するな」とありありと感じました。


それでもう、とりあえず運動もダイエットも放棄して、1日好きなだけズルをする「チートデー」をもうけて飯を食いまくり、そしてメンタルの方は、今日、進まない頭脳仕事を午前中で打ち切り、温泉に行ってひたすら心身を解放してきました。サウナ入る→冷水浴びる→外気温でしばらく休む→サウナ入る→繰り返し、の「整う」を3・4周やって。

そうしたら、治った。


今日なんかも、運動はサボってても、食事管理だけは続けてたんですが、もう朝ご飯も多めに食って、おやつに栗羊羹も食べました。サウナで「整う」やった後の暖まった体が冷えるのを感じたので、室内でも防寒体制で過ごしました。

そうしたら、治った。


明らかに心身がまともに動き出した。思考能力も戻ってきたし、鬱的な思考も消えたし、何をするのも動くのが億劫で重かった体が9月頭頃の体調に戻ってきました。



これは要するに最近の体は危機的状況になっていたんだな、と分かったんですが、何が悪かったんだって、もう明らかにダイエットだけですよ、意地になって続けてたの。

ダイエットは不健康な体を健康にするために医師に指導されてるんだから続けなきゃいかんのはもちろんなんですが、メニューが過負荷になっていたということなんでしょう。運動と、食事制限ね。

秋口と目標自体は変わらないものの、寒くなってきて、寒さに耐えるためのエネルギーも使ってて、頭脳労働をフルにしてるから脳内の血糖値も下がってて、しかしエネルギーの摂取量は同じ制限したままだったのが悪かったんでしょう。


Apple Watchや体組成計では、気温に合わせた基礎代謝量の変化まで計れません。だからその、数字だけ見て「今まで通りの」ダイエット続けちゃったんだけど、実際のところは体に聴かないとダメだったんですね。ダイエットはストイックにやらないといけない、という先入観があったから、危なくなるまで身体のシグナルに気付きませんでした。

身体の声に耳を傾ける、というのが現代人は下手になってるし、鬱の人とかはさらに下手なんだと思います。でも、何事も、自分の身体の声を聴いて、調子に合わせて調節してやらねば、無理が起きるんだなあ…と、痛感しました。



明日からは1日の摂取カロリー目標を200kcal程度増やして、頭脳労働で消費する脳内の血糖を補うためにおやつも食べて(摂取カロリーの範囲内で)、そして運動目標は370kcalからそこまで辛くない300kcalに減らしてみようと思います。

それでも数値上、摂取カロリーよりも消費カロリーの方が少し上回る程度になるはずです。数値に表れてない、寒さとか頭脳労働に消費されるエネルギーを考えたら、これでも体重減ってくと思うんだけど。

よしんば減らなくても、冬の間は現状維持ができれば良しとしましょう。冬は厳しい季節なんだからさ。


こんな感じで、季節と心身の状態に合わせて、ダイエットは柔軟に調整してやらないとダメなんだろうなあと思います。というか、数値だけ見て突き進んだら、マジで死ぬわ。


これからの時期、ダイエットをやる人・やってる人は気をつけてくださいという、ちょっと死にかけた人からの注意喚起でした。

楽しんで頂けたなら幸いです。ご寸志、受け付けております。