祈る気持ちで結果を待つ
土地が狭くなっても、建ぺい率的には問題はありませんでした。しかし問題は空間が狭すぎるということです。そして建物自体の大きさを小さくせざるえないという可能性が出てきました。
ということで
前にもありましたが
もし建物自体の大きさが
変わってしますと、
銀行からせっかく
融資を受けている内容が
元根本から覆ってしまう話になります。
私自身も、
その時に再度融資が出るかどうか
試したこともありませんし、
当然そこに
再審査の時間がかかるとなれば
すでに契約してしまっていますので
完成時期が遅れるということになります。
ドミノ倒し的に
いろいろなトラブルが
巻き起こってくるわけです。
わたしは聞きます。
わたし
「マネージャーこの建物の大きさを
変えなければいけないのか、
そのままいけるのか、
これはいつはっきりするのでしょうか。」
マネージャー
「今のところ、
詳細の設計、各関係機関には
どういった状態になるか
というのはすでに話としては
持っていっています。
こちらも早々にまとめて
何とか今のままで出来ないか、
方法を探るつもりですが、
万が一それが
物理的に無理になった場合は
これに関しては
もう頑張ったからどうにかできる
という問題ではありませんので、
否応なく
建物自体の面積を変えざるおえない、
そういうことになるというのは
ご承知おき下さい。」
わたし
「ちなみに14センチ分だけ
建物だけ手前に移動するってことも
やっぱり無理なのですよね。」
マネージャー
「もちろん今回は
中央区の物件ですので
めいっぱいできるだけ広く土地を
使おうとしたので、
残念ながら
その余裕もないのが
現状分かっています。」
打合せの帰り道、
駅に向かって歩きながら
まさか一番今までで、、、
というかなんなら
23区が一番土地が狭い中で
なんとか建てようとする地域だとすると、
更にその中でも
都心３区の中央区。
過去最大級で土地の余裕が無い
そんな物件に限って、
まさか土地自体の大きさが
違うなんて、
なんてついていないのか、
なんでこんなことが起こるのか、
頭を悩ませています。
万が一起こってしまったら、
最悪融資自体が
無くなってしまうかもしれません。
ただこうなってしまっては
結果を待つしか他無い
とそんな状態でした。
わたしはまた毎回のように
祈りながらこの結果が出る、
おおよそマネージャーさんからは
１週間程度では答えが出せるだろう
と言われていたので
その回答を祈りながら
待つことにっしました。
N社長とは打ち合わせずみで
一旦その結論が出るまで
銀行には報告するのは
辞めておこうと、
そういった話になりました。
なんとかこのままの形でいってほしい、
そう思いながら帰りの家に着いたことを覚えています。
次のお話 →「〇〇」
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