大声が怖い

相撲を見たまま、NHKをつけていた。
72時間という番組では居酒屋が舞台になっていた。
大学生のグループが大笑いしていた。
ふぅ……すごく不快だ。
番組に限らず、酔っぱらいが嫌いだし、
大きな声、大きな音（特に改造車、バイク音、草刈り機）
今はADHDの薬で緩和しているが、それでも「聴覚過敏」は
完全には治っていない。

昨日は、地元の花火大会に行って、川のすぐ側に場所をとった。
うしろに遊歩道（幅3mくらい）があり、その向こうがホテルの
塀で、そこに一段座れるスペースがある。
もの凄い人出だったので、その一段の場所も人が一杯座っていた。
花火の途中、遊歩道で立ち止まって花火を撮ってる人が
いたが、その後ろの「一段の人」が、「そこに立っとると
見えんぞ！」と数回怒鳴った。
恐ろしい…..
自分が言われているわけではないのに、怒鳴ってる人の
怒りが僕にも飛び火しそうな気がするのだ。
第一、見も知らない人間に対し、いきなり怒鳴るという
神経はどうなってるのだろうか。
言われた側が、反社やそっち系の人だった場合は
必ず揉めるだろう。

花火が終わり雑踏を縫うように歩いていたが、
数組後ろの若者5人組がやたらとうるさい。
花火の間、酒を飲んでたとみられ、酔っぱらい特有の
大声の出し方だった。
しばらくは我慢したが、耐えられず、雑踏の端に寄り、
しばらくそこで待機し、そのグループが見えなくなってから
雑踏の列に戻った。
子どもや赤ちゃんの鳴き声はなんともないのに
なぜ人間の（とくに成人男性）の大声が怖いのだろうか。

久々に「死ねばいいのに」と心中で呟いてしまった。
当地の花火大会は2日間、行われ、今夜もある。
今夜は家から音だけ聞いていようと思う。
同じ「大きな音」でも、改造車と違って
こちらは風流だし、落ち着く音だと思う。