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人前で手を繋ぐのはコイタスよりもハードルが高い。

手をつなぐ(手を組む)意味。


ここでの手を繋ぐの定義は、手を組むを含み、握手は含まない。 

品川駅構内、50歳前後と見える髪の薄いオヤジが、20代と思われる小娘邦人女性と新幹線の待ち合わせ場所で戯れていた。

列車の時間が来たらしく、親子ともみえる二人は席を立った。

髪薄オヤジは小娘の手をおもむろに握って、待合室ルームを出て行った。

隣にいて聞こえた会話からも、親子ではなさそうである。

親子なら戯れたとしても、歩く時に16歳を超えた娘が父親と手を繋ぐのは、娘の精神状態が危険である。 incestは気持ち悪くて想像もしたくない。

年齢差はさておき、

人が異性の手をつなぐ時には、どのような感情を抱いているのだろうか。


この場合は、個室や密室、他人から見えない場所での手を繋ぐ状態ではなく、第三者に見られる状況下においての行為をいう。 


交接や接吻をしていながら、人前で手を繋がないケースは多々ある。 


例を挙げてみると、


1、戦後の倫理上、認められていない関係


2、子供の前で言うにはふさわしくない関係


3、同じ会社内で、社内的にまずい関係


4、顧客にも見られてはまずい関係


5、歩く速度が極端に異なり一緒に歩けない関係


6、親子、孫の年齢と同じぐらい離れている関係で物議を醸しかねない関係


7、なんだか照れる関係


8、相手の手が汗だくであったり、不潔であり、手を繋ぐのは拷問に近いと判断した関係


9、放置プレーの関係


10、セイドーマソキズムの女王様と奴隷の関係


11、その他、不適切と想像できる関係

他人の目の前で、手を繋ぎ歩くというビヘービア(行為)は、以上の関係においてはハードルが高いと言える。 


このトピックは、秘書のスティシーモモンガと長年議論を繰り返していた永遠のテーマである。


誰かと手をつなぐと言う意味は、、

1、異性のパートナーを守ってあげたい。


2、異性のパートナーが、拾い食いをするのを阻止したい。


3、男性は、自分のお気に入りを女性を見せびらかしたい。自慢したい。ブ男モテない男が金儲けして、美人の妻をゲットした時には、トロフィーワイフを得た。とも言う。


4、歩いていて、つがいの男性が他の女性を見た時には女性が手を引っぱったり、刺激して、他の女性を見るなと信号を送りやすいために。


5、視覚障害の方のお供をする。ただ男女のつなぎ方とは異なるので、誘導の仕方は専門家に聞いてください。 


6、異性の汗を自分の手のひらで味わい体液の交換を夢想し恍惚感を得る。


7、ただ単に、つがいのパートナーとのアフェクション恋愛度のあらわし。

ゲイが同性のパートナーとの手を繋ぐのは自由である。ニューヨークでは当たり前の光景である。勝手にやればいいが目の前でやられると小生にはまだ違和感がある。小生はヘテロセクシャルであり、女性に興味があるから、ホモセクシャルの気持ちはわからない。 

往往にして、男性は自分のお気に入りの女性を、狩猟で得た獲物を見せびらかすような感覚で、他の男性に見せつけたい生き物である。

必ずしも、ビジュアル的な感覚は他の人とは一致しないので、他人からみて、お世辞でも美しいとは言えない女性と手を繋いで歩いでいる男性も多いが本人は今世一の美女を連れていると認識している。 これを、蓼食う虫も好き好きと言う。

出会ってから、ドパーミン、ベータエンドルフィン、テステストロン等のホルモンが分泌されている最初の三年間はあばたもえくぼであり、異性のことを好きになってしまうと、一時的に脳が錯乱状態となり、他人から見える像と異なり、色眼鏡がかかった状態になる。性的ホルモンはやっかいである。

女性と男性が手をつないで、公道を歩く場合は、どちらのジェンダーも、他人から見られるrecognition 認知をしているはずだ。


つまり、他人に見られても問題がない関係であるという意味ではある。 そこには、ジオグラフィックなファクターが織り込まれている。 


自分にとって見られては都合が悪い人物がそのエリアにはいないであろうという想定のもとでの行動であり、他人に見られては不都合な関係の場合、本来のつがいのパートナーが探偵を雇っているとは想像もしない場合である。

思考を巡らせていくうちに、明快な結論が出てきた。


ジオグラフィックファクターを考慮しない場合、次の定説が最も有効であると思われる。 


男性にとって、他人の前でも女性と手を繋ぐ行動は、明らかにその女性との間に肉体的かつ精神的な繋がりを既に持っているか、もしくは持ちたいと言う願望がある。 


お互いのリビドーが反応し、セクシャリーアラウズSexually aroused でない限り、他人の前で手を繋ぐ行為はしない。 


その男性にとって、その女性は間違いなく、「お気に入りの殿堂入り」を果たしている女性である。

お気に入りの異性と手をつなごう。 


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