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防犯・ロケーション・メンテナンス...平屋の不安、ぜんぶ解消します!

狭小地に建てる場合や、ゾーニングを重視する二世帯住宅には2階建てが向いている一方で、平屋には、家族とのコミュニケーションを重視した暮らしや、自然とつながる暮らしが向いていると言えます。また、最近では若い世代も平屋を選ぶケースが増えていることも事実。

当然、2階建てと比較して、平屋に遜色がないかどうかは気にしてしまうものです。ここからは、平屋にまつわる不安について、解消していきます。

■ 防犯性を高くする『窓』の考え方

1階部分があるという点においては、平屋も2階建ても防犯面の不安に変わりはありません。しかし適切な防犯対策をおこなえば、平屋も2階建ても関係なく、リスクを減らすことができるのです。

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大きな掃き出し窓に防犯ガラスを採用することは、平屋に限らず有効な防犯対策と言えるでしょう。さらに、窓の形状や配置によって防犯性を上げることができます。スリット窓にしたり、高めの位置に横長の窓をつけたりすれば、侵入を防げます。外から家の中の様子が見えにくくなるというメリットも。

《防犯ガラス》
空き巣の侵入手段でもっとも多いのが、カギ周りのガラスを割って鍵を開けるケース。複層ガラスの間に特殊フィルムを圧着させた構造の防犯ガラスは、叩き割ろうとしても貫通させることが困難です。
《スリット窓》
細長く通り抜けることが不可能な幅で、外部からの侵入を防ぎます。外からの様子がわかりにくいので、とくに人通りの多い道路に面した家に向いています。デザイン性が高く、天井を高く感じさせる効果もあります。

センサーライトやインターホンカメラの設置もおすすめです。防犯シャッターをつけることもできますが、閉めていることで留守だとわかってしまい、かえって防犯性が下がることがあることを考慮しましょう。

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■ ロケーションが良くない土地は平屋に向いてないの?

住宅雑誌やwebサイトで紹介されている平屋は、絶景を楽しめる海の近くや大自然の中など、ロケーションの良い土地に建てられたケースが多いもの。

「この土地では平屋は無理そう」と諦めている人も多いかもしれません。しかし実は、平屋を建てるのにロケーションにこだわる必要はありません。

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2階建てであっても、家事動線を考慮していくと、家族がともに過ごす時間の長いリビングが1階になったというケースもあります。平屋よりも2階建てのほうが眺めがよい家なのかというと、決してそうでもないのです。

平屋は設計の自由度が高いので、中庭などの空間をつくりやすいのが特徴。住宅街の中にあっても、坪庭風にしたり、ガーデニングなどで「自分たちだけの」気持ちのいいロケーションを得ることができます。

■ メンテナンスをすると、家と長いお付き合いができます

念願のマイホームに長く快適に住みつづけるためには、メンテナンスが必要になります。

内装は、人が生活をしている以上、壁や天井に汚れがつきやすかったり、水まわりが劣化しやすくなるもの。ワンフロアである平家だと、見過ごされがちな汚れや劣化にも目が行き届きやすいメリットがあります。

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また、外壁や屋根は、太陽光や風雨など自然環境にさらされるため、定期的にチェックして手入れをする必要があります。平家であれば、天井や屋根に手が届くので、自分自身で壁を塗装するなど、住む人がDIYで手を加えやすいメリットも。

いずれも、専門家による大がかりな修繕が必要になる前に、こまめにチェックして掃除や修繕をしておけば、快適に暮らせる状態をながく保つことができると言えます。

■ 平屋 lover's VOICE

「防犯面では、ほとんどの窓をスリット窓にしたため不安はありません。きちんと開いて風も通りますし、光も入ってとても明るいです。大きな掃き出し窓と玄関ドアの施錠さえちゃんとしていれば、安心して眠れます。

平屋に住んで良かったのは、何より掃除がラク!こまめに掃除するようになったおかげで、いろんなところに目が届き、いつもキレイな状態を保てています。実際に住んでみて、広さや収納面でも2階がないから不便だということは一切ありません。前の暮らしを思い出さないくらい、今が快適です」

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