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casaの平屋

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内でもない外でもない領域が、暮らしの質を上げてくれます。

「casaの家」4種の平屋から、casa basso をご紹介します。 建築家・柳瀬真澄氏が提案する美しい平屋 casa basso。 そのキーワードは『中間領域』。外に対して閉じることをせず、街並みと人と、ゆるやかにつながる家は、暮らしの質をもう一段引き上げてくれます。 ■ 景色と部屋がゆるやかに繋がる日本の伝統的な住宅には『中間領域』がありました。中間領域とは、家の内部でもない外部でもない空間のことです。窓の内側に設ける縁側や、外側の濡れ縁、そして家の中でも土足で動け

心地よさの理由は、日本建築が生み出す『粋』でした。

日本の伝統的な意匠、素材などを駆使しながらも、最新で最良の設備を併せ持つ casa amare。「casaの平屋」4種の中でも、より日本を感じる家です。 casa amare的、平屋の魅力をご紹介します。 ■ 伝統美と実用美のハーモニー美しい木目の柱や優雅な光沢を放つ玄関の御影石と、最新のシステムキッチンの設備が見事にマッチ。まさに、伝統美と実用美が融合しているのです。また、間取りは日本的な部分を大切にしながらも、機能的な空間構成になっています。 ■ 『粋』が生み出すく

平屋に2階があったって、いいじゃないか。

「casaの家」4種の平屋から、casa amare をご紹介します。 casa amareの特長は、何といっても『2階のある平屋』であること。そして、三角屋根のシルエットが象徴する『大和比』の美しさです。「casaの家」スタッフの中でも人気の高い casa amare の美しさの秘密を紐解きます。 ■ 大和比が奏でる高いデザイン性ブルーノ・タウトが絶賛した伊勢神宮の伝統美にインスパイアされ、何度もデザインが見直されながら開発された casa amare(カーサアマーレ)

しあわせの原点は6畳にある。ピースを組み合わせて作る家

幅広い世代に人気の平屋。「casaの家」にも4種の平屋があります。 その中から、暮らしに合わせたさまざまな組み合わせが魅力の casa cago (カーサカーゴ)をご紹介します。1cago = 6畳として、ピースを組み合わせて作り上げる住まいは、自由でオリジナリティーにあふれています。 ■ 日本最古のミニマリスト近年注目されている、ミニマリストの暮らし。最小限にこだわりぬいたモノだけを持つミニマリストの思想を「家」に落とし込むと、それは「小屋哲学」とも呼べるのかも知れませ

平屋がかける、長く快適に住むための魔法。

「将来にわたって、長く快適に住みつづけられるか?」という心配は、家を建てるうえで誰もが念頭に置くことではないでしょうか。平屋においても、その答えは「YES」と言えます。 今回は、平屋が長い目で見ても『ずっと楽しく暮らせる住まいのかたち』である所以について紐解いていきます。 ■ ユニバーサルデザインだから、ずっと快適なのです。平屋の大きなメリットは、長く住み続けてライフステージが変わっても、快適な生活が続くことです。 出産・子育て・子どもの独立と、数十年かけてライフスタイ

防犯・ロケーション・メンテナンス...平屋の不安、ぜんぶ解消します!

狭小地に建てる場合や、ゾーニングを重視する二世帯住宅には2階建てが向いている一方で、平屋には、家族とのコミュニケーションを重視した暮らしや、自然とつながる暮らしが向いていると言えます。また、最近では若い世代も平屋を選ぶケースが増えていることも事実。 当然、2階建てと比較して、平屋に遜色がないかどうかは気にしてしまうものです。ここからは、平屋にまつわる不安について、解消していきます。 ■ 防犯性を高くする『窓』の考え方1階部分があるという点においては、平屋も2階建ても防犯面

平屋だから近くなる、4つの距離がかける魔法。

上下移動が少ない平屋では、短い家事動線が毎日の家事負担をラクにします。また、コミュニケーションが取りやすく、安心した子育てが実現するのも平屋ならでは。今回は、平屋に関する【ラク家事】にフォーカスして紐解いていきます。 ■ 家事動線が『ラク家事』と『時短』を手に入れる料理・洗濯・掃除など、家事にかける時間を省き、できるだけ負担を軽くするポイントは「家事動線」です。 たとえば、朝。洗濯機を回しながら朝食をつくり、自分の身支度を整えながら子どもの世話をするなど、朝の家事は同時進

平屋だから、収納が上手くいく。

■ 平屋にみる4つの収納ポイント ✔️ 2階建 vs 平屋 = 収納スペースはそれほど変わらない ✔️ 目の届きやすい平屋は動線Good → 合理的で管理がしやすい ✔️ 収納の基本:ものを『厳選』する → 価値観に合わないものは手放す ✔️ 平屋は屋根が広い → 使用頻度の低いものは充実させた小屋裏収納へ ムダのない間取りで広々と暮らせることは平屋の魅力のひとつです。ただ、不要なスペースを省略する分、収納をじゅうぶんに確保できるか不安だという思いもあるかも知れません。今

自由度の高い間取りで叶える5つの平屋暮らし

平屋は上階がないぶん、間取りの自由度が高いのが最大のメリット。ルールに縛られることなく、住む人のアイデア次第の自由な間取りが実現できるので、まずは自分がどんな暮らしをしたいかイメージしてみましょう。 【1】 家族の距離が近い暮らし平屋の最大の特徴は、すべての部屋がワンフロアに集約されていること。家族同士の距離が近いぶん、自然にコミュケーションの機会も増えます。 小さな子どもや高齢のご家族がいる家庭では、上下の移動の必要がないバリアフリー設計の平屋は安心感にもつながります。

土地の広さに関係なく、満足する家をつくれます。

■ 平屋は広い土地がないと建てられない?平屋を建てたいと思ったときに、いちばん気になるのは土地のことではないでしょうか? 「本当は平屋がいいけれど、土地が狭いから」とあきらめてしまう人も。単純に2階建ての2倍の土地が必要になるというイメージを持つ人も多いようですが、実はそんなことはありません。 それほど広くない土地でも、建物自体をコンパクトにすることで平屋を建てることは十分可能なのです。 ■ マンションと平屋はどう違う?平屋は『階層のない住まい』という意味では、マンショ