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これを知らないと毒親?!子作りの前に知るべきこととは?

筆者はゴリゴリの毒親育ちなのですが、他の毒親や、SNSや虐待のニュースなどを見ていて毒親にはある共通点があることに気づきました。
それは、
毒親は一人の人の命をこの世に生み出す責任がまるでない
毒親は原因他人論である
ということです。
それでは、一体何を理解していない人が毒親になってしまうのでしょうか?
考えてみましたのでまとめます。


子供は人類史上最強の、ギャンブルである

思い通りにいかないのが、子育て

子供なんて、誰だって健康に生まれて、大学を出て社会に出てサラリーマンになる、、、と思っている人は多いものです。
 
しかし、実はそれって幸運なのです。
 
実は、幸運なあなたが知らないだけで、人間ってそんなにできた生物ではありません。どういうことかちょっとみてみましょう。

引きこもり・・・現役世代だけでも、推定100万人
発達障害・・・人口の8%
境界知能・・・人口の14%
いじめ件数・・・小・中・高等学校及び特別支援学校におけるいじめの認知件数は517,163件

要するに、1クラス35人の学校があったとしたら、1クラスあたりこんな感じになります。

3人くらい・・・発達障害
5人くらい・・・境界知能
数人・・・将来の引きこもり予備軍
数人・・・いじめ被害者&加害者
数人・・・素行不良の可能性
 
こう考えると、1クラスの1/3くらいは、何らかの問題を抱えた子供である、という可能性があるのです。
 
こう考えると、子供を持つというのは、結構高確率でギャンブルであるということがわかるのではないでしょうか。
 
子供は産んでしまったら、表向きは「後悔した」なんて言えません。だから、子供は素晴らしい!という声ばかり聞こえるのですが、実は子供を持ったことにより人生が崩壊している人だって、決して少なくないのです。
 
たまにニュースで取り上げられる、悲しい親子間の事件なども、親は子供を持つときはまさかそんなことになるだなんて思ってもみなかったはずです。
要するにそれだけ子供というのは人類最大級のギャンブルなのです。
 
毒親は自分の子供は”普通”に生まれて”普通”に育つと思い込んでいるから、思い通りにならないと、毒親になってしまうのです。

子供が生まれたことで、夫婦仲が崩壊する可能性

子供が原因で離婚、は鉄板です。


みんなが結婚してるから私も結婚して、みんなが子供を持ってるから自分たちも何となく子作りしてしまった人に多いパターンですが、子供が生まれたことで夫婦仲に変化が起こり、これを乗り越えられずに長年文句ばっかり言っている毒夫婦は相当数います。
 
あなたの周りにも、
・夫がモラハラだ
・夫は家事をしない
・夫は空気読まないし察してくれない
・妻は口うるさいだけで理解してくれない
なんていう地獄のような貶し合いをしている人、いますよね??
そんな不仲な親の煽りを受けるのが、毒親育ちのアダルトチルドレンです。
 
自分たちが決めて子作りしたのに、自分たちの選択に対して責任を持たず、誰かのせいにし続け、結果的に人生に負債を背負わされる子供の傷は、一生癒えることはありません。
 
ちなみに一人目のうちは夫婦仲が良くても、二人目で崩壊する人も結構、います。二人目がお腹にいる時に不倫されるとか、二人目が生まれて想像以上に大変で夫に当たり散らした結果、夫が外に女を作った、、、みたいなのはお決まりのパターンです。
 
毒親はいつも原因他人論ですから、あの人が悪い、子供が悪い、私は悪くないかわいそうな被害者、、と呪文のように唱えてい流のです。

子供=金。生まれた瞬間、マンションを買ったようなもの

有り金全部課金しても足りない、、それが子供


なぜかこんな当たり前のことすら考えずに子作りだけせっせとしてしまう人が多いのですが、子育ては終わりなき課金ゲームです。
 
子供が無事に成人して社会に出て納税開始するまで、最低でも3000万くらいはかかると言われます。
要するに、この世に子供を生み出した瞬間、あなたは3000万くらいのマンションを20年ローンくらいで返すことになるわけです。
 
これは事前に分かり切っているのですから、親が自ら、全力で子供のために稼ぐ腹づもりを持たなくてはなりません。
子供のためにどうやって金を稼ぐか?ということを考え自ら行動を起こさなくてはならない、ということになります。
 
子育ても結婚も、潤沢な資金がないと詰みます。揉めなくていいことで揉めます。傷付かなくていいはずの子供が、親が稼ぐ力がないと傷つくのです。
 
それなのに毒親は、
・子供がいるからお金が苦しい
・子供がいるからお金がなくて離婚できない
・子供がいるからフルタイムで働けない
・国が子育て支援をしてくれない
などなど、延々と原因他人論で文句ばっかり言っているのです。

最低限、原因自分論を受け入れてから子作りを

今は自由な時代です。



「あんたなんか産まなきゃよかった」「私の人生はこんなはずじゃなかった」「子育てなんかより、他にすべきことがあるでしょ」と成人した娘に今でも言ってくる筋金入りの毒親を持つ筆者の目線から、毒親が気づいていないこについてまとめていました。
 
毒親というのはどこか被害者になっており、自分が自分の意思で子作りをしたことを棚に上げて、自分の人生の不幸を延々と嘆いている傾向があります。
 
性的暴行を受けたのでもないのであれば、子供というのは自らが望んで作って世に送り出したわけですし、どれだけ時間と金が無限にかかるギャンブルかというのはわかるはずなのに、自分の稼ぐ能力の無さは棚に上げて国の支援がないと言って文句を言ったり、子育てが大変だ、頑張ってる私を認めて、私が辛いのは子供がいるせいだ、と騒ぐのです。
 
もちろん、全てを事前に予想することなんて無理です。
 
しかしながら自分の今の姿は自分が選択したことの結果であり、原因は自分が作ったのだと思っているのであれば、ひたすら被害者になり切ることはないはずです。
 
つまり、人生で様々な経験を通す中で、原因自分論を理解して受け入れることができるのであれば、子供を持って、どんなことが起こっても、きっとそれなりに納得感を持って向き合うことができるんじゃないかなあ、と思うのです。
 

ちなみに、原因自分論を学びたいなら、”嫌われる勇気”が鉄板です!




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