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小1の壁突破には「子供をどうサポートしたいか」が鍵

kawayaです。インフラ会社で技術関連の仕事をしていますが、2021年10月から育休中、現在小1、年中、1歳の3人の子供がいます。

我が家の初めての小学校入学は育休中だったので、ワーママによくある「小1の壁」は皆無というほど小さく済んだように思います。とはいえ保育園から小学校に上がることで少なからず変化があり、考えながら対応して乗り越えてきました。

① 「小1の壁」とは具体的に何があるか?

保育園と小学校で変わるものというと以下が代表的です。

1. 帰宅時間が早い(延長保育がない)
2. 長期の休みがある(自宅で見るか預け先確保が必要)
3. 勉強がある(授業についていけてるか確認が必要)
4. 宿題がある(声かけと丸つけが必要)
5. 毎日持ち物が異なり、工作の材料などイレギュラーな持ち物がある(おしらせ&連絡帳をよく確認しないといけない)
6. 送迎がなくなるので先生と顔を合わせない&話を聞けない(学校の様子を子供から聞くしかない)

特に1と2は働ていると喫緊の課題です。3~5は子供の性格にもよりますが、確実に保育園よりも家でサポートが必要になってきます。保育園のように単なるお世話なら、最悪こちらが勝手にやってしまえば済みますが、小学校となると自分でやるように仕向けなければいけない(連絡帳をきちんと書いてきてね、宿題やってね、授業はしっかり聞こうね、等…)ので大変です。ただわたしが1番苦心したのは6でした。保育園ならお迎えのときにでも直接先生に話を聞けるところ、学校となると先生と繋がるのは連絡帳か電話しかありません。大したことでもないのに連絡するのは気がひけます。となると頼みの綱は当の本人しかおらず、子供からうまく情報を引き出すしかありませんが、あまり話したがらないときもあるので、なかなか難しいものです。

② スムーズに小学校に移行するために我が家がやったこと

1. 学童に入る
2. 入学説明会で同じ学童や通学団の親と連絡先交換
3. 子供と1日の振り返り
4. 入学準備は本人と一緒に

1の学童は働いている親は必須です。特に4月は昼に帰宅する場合が多いので、学童がないと仕事ができません。自治体や民間がやっているものがあると思うので、早い段階から下調べすることをおすすめします。我が家は私が育休中ではありましたが、評判の民間学童があったので1年生から入所することにしました(うちの市の場合、自治体の学童は育休NGでしたが、民間はOKでした)。この学童のおかげで小学校がスムーズにスタートできたといっても過言ではありません。この学童は宿題タイムがあり、音読含め宿題はすべて学童でやってきます。みんな一斉にやるので、お互いに教え合ったりもしているようです。また学童メンバーが同じ保育園出身の子が多く、子供にとっては保育園の延長のような、家、学校とは別のサードプレイスとして入学後の不安な気持ちを和らげてくれました。

2の連絡先交換は入学式よりも前にやっておくといいと思います。というのも入学前に「これってどうするんだっけ」となったときに、わざわざ学校や学童に連絡するよりも仲間内で解決できるからです。またうちの学校は欠席するときは連絡帳を同じ通学班の子に預けなければならず、その時も連絡先を知っておくとすんなりいきます。

3は子供の心のケアとして数か月やっていました。学校の様子を事細かに聞くのも子供の自尊心を傷つけるように思ったので、お風呂の時間に1日の良かったことと嫌だったことをお互いに発表し合いました。半年ほどやると、だんだん子供も同じことしか言わなくなったのでやめてしまいましたが、やると学校の様子を垣間見れますし、子供も親の1日の様子を聞いて嬉しそうだったのでやって良かったと思いました。

4入学準備、結構あります。学用品(文房具、体操服、手提げ等)の準備、名前付け、登校経路の確認。特に名前付けは鉛筆やら計算カードやら細かいものもあり、自分1人でやると時間がかかります。我が家はシール(ベネッセが無料でくれるやつ)とスタンプを使って、子供自ら名前を付けました。もちろん曲がってしまったり薄くなったり、完璧にはできませんが、それは私がやっても同じ(笑)なので、自分が使うものは愛着を持って名前を付けてもらいました。これは何に使うのかな?と言って小学校で使う物を確認しながら、楽しくできました。

こうして入学時を振り返ると、信頼できる学童と出会えることが小1の壁を乗り越える最大のポイントかなと思います。保育園よりも小学校はどうしてもサポートが手薄になるので、そのぶん学童などでサポーターを増やすことは解決の一手になります。子供が楽しい学校生活を送れるよう、親も負担になり過ぎないようにサポート体制を用意できるといいですね。

もう少しで入学シーズン。どなたかの一参考になれば幸いです。

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