家づくりのヒント③

今日は失敗の原因③についてです。

【③増税前に建てたいと、期限を焦っていた】

私は消費税が8%から10%に上がる前のタイミングで少しでもお得に建てたいと、焦って家づくりを始めました。

失敗の原因①でも書きましたが、住宅展示場に行くと必ずアンケートの記入を求められ、そこに「いつまでに建てたいか」という質問がもれなくついてきます。
そこで具体的な時期を書くと、メーカー側はそれに間に合うようなスケジュールを提示します。

そして、今月末までに契約をすれば、十分に打ち合わせの時間が取れて完成にも間に合うし、割引も可能です!と、このような流れになるのです。
(多くのメーカーで契約時に割引の案内があると思うのですが、人は焦っている時には正常な判断ができないもので、いつでも割引ができるとわかっていても、ついつい「今だけの割引」に釣られて契約してしまうのです。)
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しかし、一旦メーカーの決めたスケジュールでスタートすると、なかなか後からのスケジュール変更ができません。
完成時期が早ければ早いほど、打ち合わせのスパンも短くなり、十分に考える時間もないまま次々に決まっていきます。

さらに私の場合は間取りも決まっていないまま契約してしまったので、契約後に間取り変更をすればするほど、契約前の金額よりも大幅にアップすることになり、実現できる間取りに制限が出てきてしまいました。
これでは本末転倒です。

また、メーカーの標準設備が載った資料を貰ったのが契約後だったのですが、そこに自分好みのキッチンの色や洗面台がなく、標準以外を選択した場合はプラス料金になることもここで初めて知りました。

そして、契約前に提示された見積もりに含まれているトイレやキッチンなどの標準設備は、多くの場合新しいモデルではあるものの、高グレードのものではありません。

例えば私の場合、標準で見積もりに入っていたトイレは、タンク付きでふたの自動開閉機能無し、リモコンはスティックタイプではないものでした。
これを高グレードのタンクレス、ふた自動開閉機能付き、スティックリモコンタイプに変更すると、プラス15万円ほどになりました。

見積もり金額に納得して契約したつもりが、契約後にどんどん増額していくのです。
もちろん契約前に標準仕様のカタログを下さいと言えば貰えると思いますが、家づくりの素人ではなかなかそこまで気が回りません。

このように、完成時期を焦っていると楽しいはずの家づくりが苦痛になり、結果、後悔してしまうのです。

最低でも1年ぐらいは情報収集をして、余裕を持って家づくりを始めてもらえれば私のようにはならないと思うので、家づくり計画中の方は参考にして貰えると嬉しいです。

今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。

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