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【Carstay創業メンバー取材Vol.2.5】私は"はたらくを楽しむ"ためにエンジニアになった

前回のエンジニア牧野のインタビュー記事では、彼女がCarstayに参画した理由や、これからどんな世界を作りたいか?をうかがいました。

そこで、今回のnoteでは、未経験からエンジニアになった経緯や、それまでの人生のストーリーについてエンジニア牧野に語ってもらいました!

スタートアップに興味があるエンジニアの方、キャリアに悩んでいるすべて若者にオススメの記事です✍️


前回のインタビュー記事はこちら⬇️



エンジニア牧野の経歴

2016年3月:関西大学卒業
2016年4月:パーソルキャリア株式会社入社
2018年11月:株式会社メイプルシステムズへ転職
2020年4月:Carstay株式会社へエンジニアとして転職


学生時代はどんなタイプの学生でしたか?


小学生の頃は、大人しいタイプで、周囲の顔色を伺いながら、なるべく良い子でいようとしていた記憶があります。そんな自分を変えたくて、英語を勉強してスピーチコンテストに出たり、高校時代はダンス部に入って自己表現を磨いたり、自分で代理店を探してカナダへ短期留学したりしました。

大学時代は、さらに世界を広げたいと思い、関西大学の国際寮に住みながら留学生と交流したり、TOEFLのスコアを上げてアメリカへ1年間の交換留学をしました。"人を動かすには、自分の意思をしっかりと表現して、相手に伝えないといけない"ということを1番学びましたね。

幼少期から洋画を観てた影響で、世界への憧れは人一倍大きかったので、海外生活はとても刺激的でした。帰国したのが5月で、同世代の就活も終盤。ゆっくり就活しようと思い、1年延ばして大学に5年間通うことにしました。

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就活はどのように進めましたか?


まず、人材ベンチャー企業で半年間の長期インターンをしました。その会社は「学生が将来仕事を楽しめること」というミッションを掲げ、雇用のミスマッチをなくすために学生向けの長期インターンを紹介していました。

ただ、私はそれがとてもカルチャーショックでした。なぜなら、私の場合、幼少期から両親が仕事を楽しんでいる姿を見たことがなく、仕事はあくまで生きるための労働であるという固定観念があったからです。仕事を楽しめる世界なんて、この世に存在していたんだ。私も仕事を楽しんで良いんだ!と思うと、期待で胸が膨らみましたね。

しかし、ふと振り返ってみると、もし英語・ダンス・海外・インターンに出会わなければ、今の私はいないなと思って。たまたま私は機会に恵まれて選択肢があったけど、きっと以前の私のようにコンプレックスを抱えていたり、仕事に対してポジティブなイメージが湧かない人も大勢いるのではないか?と考えて。「みんなが、選択肢を持ち、生き生き活躍できる社会を創りたい」という私のライフミッションが生まれたのはこの時でした。

そして、この私の想いに近いミッション「はたらくを楽しもう」を掲げていた、パーソルキャリア株式会社(旧:株式会社インテリジェンス)の総合職を第一志望に受け、無事に内定を貰い就活を終えました。卒業まで時間があったので人事に相談したところ、内定者インターンでベトナムにいく機会を貰い、入社前に3ヶ月間、現地法人で仕事経験を積みました。

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新卒はエンジニアではなく、総合職に?


はい、人材紹介の法人営業担当として、顧客の採用活動を支援していました。候補者と企業間の調整がメインでアレンジ力が求められる業務でしたが、幼少期から観察力があり、留学でコミュニケーションスキルを磨いたので、自分のスキルとの適性はあるなとは感じていました。

一方で、新卒で人材業界で働くことで、業界構造や職種について幅広く知ることは出来て良かったのですが、正社員という枠組みや、キャリア至上主義などに違和感を覚えるようになりました。正社員にならないと給料が上がらず、離職・休職期間があると再雇用されにくい文化。学歴があり、経歴が綺麗で、年収が高い人が評価される慣習など。人材業界への課題意識を感じ、約2年半務めたパーソルキャリアを退職しました。丸の内OLとして、社会人のソフトスキルを身につけさせて頂いた職場には今でも感謝しています。

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大手企業から退職、怖くありませんでしたか?


怖かったですね(笑)元々こんなに早く辞めるつもりはなく、自分のライフミッションに合ってるこの会社だ!と思って入社した会社だったので。あと、転職先や次のキャリアが明確に決まっていた訳ではなく、この先どうしようという漠然な不安はありました。今思えば、直感に従って動いた最高の選択で、当時の自分を褒めてあげたいですが、その時は怖かったです。

ただ、プログラミングを勉強しよう!というのは前から決めていました。人材紹介を通じてエンジニアという職種を知り、IT業界が大きくなるにつれて将来不可欠な仕事になること、そして何より時間と場所に縛られずに、海外に住みながらでも、子育てしながらでも、自由に働くことができる可能性に惹かれていたんです。そこで、オンラインプログラミング教材を購入し、退職前から3ヶ月間ほどRubyを触ってみました。エンジニア牧野の誕生です。

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文系出身だと勉強大変じゃなかったですか?


確かに、プログラミングに必要な情報処理のスキルは、理系出身の方が向いてるかもしれません。ただ、私にとっては英語と同じく、新しい言語の1つとして開発言語を捉えていました。そこで、語学と同様に基礎をしっかり固めてから勉強しようと考え、自己投資として、当時1番有名だった「テックキャンプ」に30万円払い、約3ヶ月間、毎日8~10時間勉強しました。

実際にコードを書いてみると、私の思い通りに、楽しく動くものが出来上がっていく。そんな、ものづくり体験は新鮮で、好奇心旺盛な私にとって、これは仕事として合うかもしれないと思うようになりました。そして、テックキャンプ卒業後に転職先として、株式会社メイプルシステムズを選び、2018年11月に転職しました。これが、はじめてのエンジニア転職です。

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数ある会社からなぜメイプルシステムズを?


当時の転職先を探す軸が、エンジニアの実務経験を積めて、プログラミングのスキルを伸ばせることだったからです。メイプルシステムズは、"エンジニアだからこそ、どこでも通用する武器を身につけておいてほしい"という意味を込めて、「離職率100%」というスローガンを掲げていたので、スキルを身につけたら次を探そうと思っていた私にぴったりの会社でした。

実際に入社してみると、エンジニアのスキルアップを図るために様々な工夫がなされていて、私もSES業務から自社開発まで幅広い案件に携わることでスキルアップ出来ました。職場の雰囲気も和やかで楽しかったです。そして、2020年4月にCarstayに転職するまで、約1年3ヶ月ほど勤務しました。

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Carstayへの転職は悩みましたか?


そうですね、前回の記事の通り、最終的にはこの人たちと一緒に「誰もが好きな時に、好きな人と過ごせる世界」をつくりたい。夢を追いかけたい!と思ってCarstayに入社しましたが、実は結構悩んでました(笑)

もともとはエンジニアとして海外に住もうと考えていました。まだ知らない世界や文化を、仕事しながら体験したい。そう思って、海外企業を数社受けたところ、ブリッジSEとして、オフショア開発のサポート役としての内定は貰っていたんです

ただ、当時長年付き合っていた彼氏と同棲していて、お互い結婚も視野に入れていたので、そうなるとすぐには海外に行くという判断も出来ないなと。

また、Carstayのように自分たちのプロダクトを開発して、その製品によって新しいライフスタイルを創造できれば、私のライフミッションも達成できそう。やるぞ。そう判断して、Carstayへの転職を選びましたね。


エンジニアになって良かったですか?


あのとき思い切って、エンジニアの世界に飛び込んでみて、本当に良かったなと思います。やはり、キャリアを描く上で、プログラミングという分かりやすい提供価値があると、仕事の幅も広がりますし、手に職があるという安心感から、さらに挑戦したいときに自分の背中を押してくれます

また、ものづくりの楽しさを味わえるのが大きいですね。私がエンジニアとして最もやりがいを感じるのは、自分の書いたコードが、実際にプロダクトとして動く瞬間です。自分の手で目に見える価値をつくることができた、そんな感覚を体験できるのはエンジニアの特権かもしれませんね。

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プログラミング勉強中の方へメッセージお願いします


これからエンジニアを目指す方は、本当に世界が変わるのでオススメです。もしかしたら社会人経験がある方が、0からプログラミングを学ぶ場合は、不安になる瞬間はあるかもしれません。私もすぐにはビジネス職の経験が結びつかず、同世代よりも遅れを取るような感覚を覚えた時期もありました。

しかし、点と点が繋がる瞬間は必ずきます。私がいまスタートアップのPdMを任されているのは、ビジネス経験とエンジニア経験の両方を活かせるからです。これまでの人生で培った経験やスキルを活かせる集大成のような機会は、自分を信じて努力し続けた人の前にしか現れないでしょう。でも頑張っていればふと道が開けることがあるんです。ぜひお互い頑張りましょうね!

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以上、エンジニアの牧野のインタビューでした。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました*


前回のインタビュー記事はこちら⬇️


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2022.02.13

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