【Carstay創業メンバー取材Vol.6】デザイナー上村朋子がモビリティの未来を描くために身につけた武器
Carstay公式マガジン第6弾は、デザイナー上村(@tomoko_kamimura)のインタビューです。
大企業からスタートアップへ転身した理由や、Carstayに参画した経緯、デザイナーとしてのキャリア観について伺いましたので、ご興味ある方はぜひお読みください*
デザイナー上村の経歴
現在のCarstayでの業務内容について教えて下さい!
私はCarstayで唯一のデザイナーとして、主にプロダクトのUXUIの質を高めることを担当しています。そのほか、コンセプトビジュアルや、グラフィックデザイン全般も制作しています。
UXUIデザイナーとして、ユーザーインタビューやフィールドワークなどを通じて、顧客が普段どんなサービスを触っていて、どのような課題を感じているかなどを正確に把握することに努めています。
また、営業・CS・マーケティングのメンバーやエンジニアと密にコミュニケーションを取り、円滑にプロジェクトが進むように、企画や設計をデザインに落とし込むことで、可視化する役割を担っていますね。
特にスタートアップはスピードが命です。そのため、いかに早くスタートダッシュを切れるよう、ゴールの解像度を高められるか、そのためにチームの潤滑油のような存在になれるよう、日々意識しています。
Carstayとの出会いは何がキッカケでしたか?
前職の先輩の紹介です。2019年夏、Carstayがはじめてデザイナーを募集していたときに、ちょうど私がUXUIデザインに挑戦してみたい、と思っていたタイミングが重なったんです。そして、CEO宮下の話を聞いて、ミッションや事業について興味を持ったので、副業で参画しました。
当時、Carstayは3ヶ月に1回、キャンプイベントを開催していたので、すぐにメンバーと交流を深めることが出来ました。人生で初めてのキャンプ、キャンピングカー体験だったのですが、Carstayコミュニティの方々は、オープンマインドな人が多く、自然体でいられて、居心地が良いなと感じました。
また同時に、自身でユーザー体験をすることで、この非日常的で素敵な体験をもっと多くの人に味わって欲しい!と強く思うようになりましたね。
実際にCarstayに参画してみてどうでしたか?
今まで大企業やメガベンチャーで働いてきたので、まずはフォーマットやマニュアルが全然ないことに驚きました。アウトプットを出すために、考え抜いて、正解を見つけ出さなければならないという環境が刺激的でしたね。
また、これまで広告やマーケティングのためにデザインを作ってきたので、はじめてのプロダクトデザインは、率直に楽しいなと感じました。
私の初業務が、Carstayが2020年春にリリースを控えていた、日本初のキャンピングカーのカーシェアサービスのデザインでした。0→1で今まで存在しなかった製品を世に生み出すことの魅力と大変さを存分に味わいましたね。
自分で出したデザインの正解を、実際にユーザーに使っていただくことで、答え合わせをして、声や反応を聞きながら、どうやって修正していくか?を考え実行するプロセスが、こんなにワクワクするものなのだと感じました。
その後、どのような経緯でCarstayに入社を?
副業ではなく、フルタイムで参画することで、もっとCarstayでものづくりをやりたい!という気持ちが大きくなったからです。
メンバーの人柄の良さはキャンプの時から感じていましたが、少数精鋭な組織で、お互いに緊張感を持って仕事ができる環境にも惹かれました。
2022年4月に「バンシェルター」という医療機関をキャンピングカーで支援するプロジェクトを運営したのですが、その際はCEO宮下と一緒に数日間で企画を考えて形にしました。結果、多くの方々に感謝される事業を立ち上げることができ、成功体験を得ることが出来たのは大きかったです。
特に、私がつくったデザインが、会社や社会に貢献できているという感覚を味わえることが出来たのは、デザイナーとしての自信にも繋がりました。
言葉だけではなく、分かりやすいデザインがあることで、企画やプロジェクトが加速し、そして最後までやり切ることで事業を成功に導くことができた体験は何ものにも代え難く、貴重な経験ができる会社だと思いました。
入社から2年、スタートアップの環境はいかがですか?
まずは、UXUIデザイナーとして密度の濃い経験を積むことが出来ました。
私が考える”良いUIのプロダクト”の条件は、シンプルで触り心地がいいことです。この点、どれだけ緻密に仮説を立てても、実際にリリースした後に、ユーザーの使い勝手が良くないことが判明するケースは多々あります。
そこで、はじめて触るサービスでも何も考えずに使えるかどうか?適切に情報が提供されているかどうか?などを試行錯誤しながら考えます。
このユーザーが真に求めているものは何か?を追求する検証プロセスは大変ですが、UXUIデザインの醍醐味ともいえる経験なので、実践することが出来たのはデザイナーとして非常に良かったですね。
また、スタートアップでは目標や優先順位、組織構造や自身の役割が、目まぐるしく変わります。そこで、短期間で幅広い業務を経験した上で、私が最適だと考えるポジションを見つけられたことが、デザイナーとしてのキャリアを考える上で、大きな糧になりました。
具体的には、半年間ほどPdM(プロダクトマネージャー)も兼任していたのですが、製品と組織のマネジメントに奔走するあまり、必要なデザイン業務の時間を捻出することができなくなってしまいました。
そこで、マネジメント業務は引き継ぎ、私は製品や事業のアイデアを膨らませる立場で会社に関わることで、デザインに専念でき、結果的にやりがいを感じながら、良いアウトプットを出すことが出来るようになったんです。
PdMはエンジニア牧野が以降担当しました。このように適材適所で、組織における最適な役割を見出すことができたのは、良い経験になりましたね。
今後、Carstayをどんな会社にしていきたいですか?
プロダクトを磨き続けることで、より多くの人々へ、会社ミッション”Stay Anywhere, Anytime" を体験価値として届けられる会社にしたいです。
まずは、プロダクトの改善の余地がまだまだあるので、ユーザーの声を聞きながら、愚直に改善を続けたいですね。そして、旅行全体をサポートできるまでにアプリを成長させ、新しいライフスタイルの機会の提供のみならず、誰でも良質な体験を享受できるまでに育てていきたいです。
さらに、私は乗り物が大好きなので、Carstayのプロダクトで得られたデータを活用することで、未来のモビリティ社会においてユーザーが真に求める、移動や居住体験をデザインできるまで事業を大きくしていきたいですね。
エンジニア/デザイナーを募集中とのことですが、どんな人と一緒に働きたいですか?
アウトプットへの圧倒的なこだわりを持てる人です。エンジニアもデザイナーも、ものづくりをする上で1番大事なのは形にすることなので、アウトプットの品質やスピードを追求できる人は、Carstayの開発組織にマッチするのではないかと思います。
また、これまで何かに熱中した経験がある人ですね。ものづくりには集中力が問われるので、自ら興味を持ち学び、自己研鑽に励みながらスキルを高められる方は、スタートアップで活躍できる素養があるように考えます。
最後に、デザイナーの方であれば、デザインで何かを表現することが好きで、一通りデザインソフトの操作ができる方はウエルカムです。ぜひ一緒にCarstayのデザインチームを作りましょう!
最後に、Carstayに興味を持っていただいた方へメッセージをお願いします!
私自身、Carstayを通じて、デザイナーの実務経験やキャリアの幅を広げることができ、さらに自分が何がやりたいのか?をよく知ることが出来ました。
Carstayの掲げる目標は壮大ですが、私はこれまで身につけたデザインのスキルを武器に、チームのメンバーと力を合わせて、豊かでワクワクするモビリティの未来を作っていきたいです。
Carstayに参画すると、それまでは出会うことが出来なかったような人たちと、巡り合えます。そして、何より新しい自分にも出会えます。
”好きな場所で、好きな人と過ごせる未来”を、私たちと一緒に作りたい方、ぜひご応募をお待ちしております!
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以上、デザイナー上村のインタビューでした。
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました*
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2022.07.25
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