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育児中のモヤモヤ②

昨日に引き続き、私が育児中に感じていたコトを綴ります。

2人の子育てをしている時、私は非常に不安定な状態でした。
特に一番しんどかったのは娘が3歳、息子が1歳で、私が27歳の頃。
主人は仕事で朝が早く、夜も子どもが寝てから帰ってくる為、日中私が会話できるのは小さい子が2人。
実家は近かったのでしょっちゅう通っていましたが、それも全く気を遣わない訳ではありません。
まだこの子たち2人と家にいるよりはマシ、といった感じでした。

イライラばかりする自分は、虐待予備軍じゃないだろうか。

今日も大声で怒鳴って、近所の人に通報されないだろうか。

この頃の私は、こんなコトばかり考えていました。

虐待する人は、自分勝手に子どもを産むだけ産んで、でもその子に対して何の感情も抱かないような、極悪非道で冷酷な人。
そんなイメージで、自分とは全く別の生き物くらいに思っていました。

だけど、いざ自分が子育てしてみると、それはもう本当にギリギリの綱渡り。
いつその綱がプチっと切れてしまうのか。。。
いつ極悪非道で冷酷な人に、自分がなってしまうのか。。。
怖くてたまらなかった。

虐待なんて、自分が子どもを産むまでは『絶対にあり得ない』と思っていましたが、子育てを経験をして、『自分にもあり得る、すぐ隣の現実』だと気付いたのです。

何度、後追いする我が子を突き放して、「5分だけ!お願いだから、5分だけそっとしておいて!!」とトイレに籠ったコトか。。。


こんな時期をみんな忘れてしまうのか、まだそこまで追い詰められたコトがないからなのか、虐待のニュースが流れる度に袋叩きに遭っているお母さんを見ては、『あの日の私』を思い出し、心が痛みます。

たまたま運良く、踏みとどまれただけ。
たまたま何かに救われて、今の私があるだけ。

ギリギリの綱を渡ってきた私は、今子育てに奮闘しているママに、同じように綱渡りをしろとはとてもじゃないけど言えません。
『たまたま』を期待して命懸けで渡る綱なんて、何の意味もありません。

当時私は『このままじゃダメだ』と思い、職探しを始め、子ども達を保育園に預ける選択をしました。
この選択で私は少し救われましたが、保育所で色々とトラブルもありました。(この辺りは、またの機会に)
母からは『今働かなくても、もう少し子どもが大きくなったらいくらでも働けるようになるのに』とも言われました。

選択肢がないと思うと、人は不幸な選択をしてしまう。

これは、セミナー講師の鴨頭嘉人さんが仰っていた言葉です。

視野を狭めているのは、自分自身です。
大丈夫。
選択肢は無限にあります

【狭い場所へは逃げないで!!】の記事にも書きましたが、追い詰められてる時、苦しい時こそ視野を広く持って、新しい世界へ飛び込むコトが大切です。

どこかの誰かが、今日もギリギリの綱渡りなんて、しなくて済みますように。。。


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