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心理学を学ぶようになったきっかけ①

こんにちは。
今日は私が心理学を学ぼうと決意したきっかけについて、お話をします。

元々興味があったにも関わらず、本格的に学んでこなかった私が「心理学」により強く惹かれた理由は2つあります。

1.訪問看護ステーションでの経験

私は、前々職で訪問看護ステーションの事務員をしていました。
その時に利用者の家族や、現場で介護をする方へのケアがあまりに行き届いてない現状を目の当たりにします。

私が働いていたステーションには、急性期や終末期の利用者も多くいました。
様々な疾患で、配偶者や親・あるいは我が子がどんどん衰えていく姿を間近で見て、支えていく。
その利用者本人のケア自体がまだまだ不充分な日本で、そこに携わる方のケアなんて議題にすら上がらない。
(在職当時2011~2015年、老老介護や施設での虐待が問題になりつつあった頃です。)

家族が介護疲れを起こさない為に、デイサービスやショートステイ等利用できるサービスも増えていますが、
「他人に迷惑をかけない」
を美徳とする日本
では、まだまだそういったサービスを利用するコトにも抵抗があるのが現状です。

利用できたとしても、それは家族が主体的に息抜きや日常を楽しむ為のものではありません。
本人がいると出来ない買い物や掃除、後回しになっていた手続きの為に銀行や役所や病院回り・・・。

デイサービスやショートステイを利用中に、
「じゃあ私は羽を伸ばして、1日遊びに行ってくるわね♪」
と言えるご家族が、一体どれくらいいるでしょうか?

私自身、友人と老後の話になった時、
「ダンナが要介護状態になったら?」
の問いに
「すぐに老人ホームに入所してもらう」
と言うと
「さすが‼」
なんて笑われたりします。

この笑いの根底には
「基本的に身内が面倒を見るべき」
という考えが、まだまだ私たちの世代にも残っているというコトだと思います。

それが私たちの親世代になると、もっと冷たい笑いになるコトは容易に想像ができますよね。
(この笑いに対してや、身内の方がお世話をするコト自体が、悪いコトだとは思っていません。)

でも、何らかの疾患や障がいを抱える利用者本人のコトを一番に考えるなら、尚更それを身近で支える人の身体的・心的ケアが最重要だと思うのは、私だけでしょうか?


支える側の人が身体的にはもちろん、精神的にも健康な状態でないと、支えられる訳がない❕


だから私は、そういった利用者に関わる家族や介護に携わる方に
「一人で抱え込まなくて良いんだよ」
「あなたのやりたいコトを優先しても良いんだよ」
と伝えたいと思いました。

そして
「そうなんだ、周りに頼っても良いんだ❕」
と気付いて欲しい、と。
(これはパートに出るまでの間、ずっと1人で子育てをしていた私自身への言葉でもあります。)

心からそう思ってもらう為には、まずは
「他人に迷惑をかけてはいけない」
という思い込みのカギ
を外してあげないといけないなぁと思いました。
当時ワンオペ育児をしていた私自身がそうだったから。

その方法を知りたかったんです😊

これは、後々資格を取るコトになる”キャリアトランプ”を学ぶ際の動機にも強く影響していますし、子育て中のママに
「子ども達がすくすく育つ環境作りは、まずママの笑顔から」
と伝えているのも、この時に感じたコトが根底にあります。

今の私を動かしている
「これがしたい!」
の核となる部分です。

☆★☆★続く☆★☆★


#心理学 #訪問看護 #介護 #キャリアトランプ #子育て

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