日常の詩が創る非日常
今日は、僕の住んでいるところは綺麗な晴れ。
朝は澄んだ空気が身を包んで
薔薇の香り、梅の香り、ラベンダーの香りが漂う。
昼には夏の、不気味なほどに立体的な雲が浮かぶ。
まだ小さく、空の青に溶け込んでいたのが妙におもしろい。
夜は音のない沈んだ暗さが響く。
耳をすませば、どこかで虫が囁いている気もする。
こんなに美しい自然に触れていると、なんとなく妄想もいい感じに膨らんでくる。
お昼どきにまだ見えない星空を思い浮かべたり
いない誰かのほほ笑みを想像したり
自転車に乗って浴びる風を感じてみたり。
"日常"の中で多少心が揺れることがあっても、俳句に入り込む間は、後は、だいたい幸せ感に満ちている。
ある種の安定剤なのかも。
日常を詠む俳句が ちょっとした非日常を作ってるのって、なんかおもしろいな。
上手く締まらないまま今日の俳句へ。
下の2句は俳句ヘルプでいただいたものです。
自分では思いつかなかった角度や語彙から生まれる俳句は自分にとって結構新鮮。
5文字違うだけで景色もストーリーも変わっていくのは、やっぱりおもしろい。
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澄んで朝遥か色づく梅の香よ
独り薔薇後ろ姿の凜として
日の陰のより暗いのに夏想ふ
ラベンダー服に香の染み家帰る
自転車で抜ける坂道風薫る
君笑ふ夏夜の終わる海岸線
君笑ふ夏夜の終わる歩道橋
梅の香の広がる庭に微睡んで
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ちょっとずつ、俳句ヘルプの反応が減っている。
投稿の時間帯や提供した俳句の題材はもちろん影響があるんだろうけど、シンプルに毎日くるのがめんどくさかったり、配慮的な問題なんだろうな と思っている。
多くの人が気楽に、楽しく俳句に触れられるように 色々と考えていかないとな。
投稿の内容だけじゃなくて、個人としての振る舞いや接し方も大切に。
締めの雰囲気だけちょっと変わっちゃってすいません!
基本は自分がしっかり楽しんでやっていきます!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
明日もみなさんが、素敵な自然に出会えますように。
ときどきでいいので、感想や note内容のアドバイスなどいただけると嬉しいです。
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