最高バボア

曲といずれ曲になる話 歪んだラヴ・レター

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1歩ずつ

土日だけ松本に帰る生活も早いもので3週間が経ち、残すところあと1週間となった。 僕はいつも終わってしまうことを考えて、すぐに憂鬱になってしまう。 終わりは必ず来る。 始まるということは終わるということとセットだ。つくづく嫌なセットだなと思う。 閑話休題 僕が癇癪を起こしたのは、君は、僕にくれる不安よりも、本当はもっと沢山悩んでいて、そしてその事を、君の友達の方がよく知っていると思ったからだ。 そんな不安にかこつけて、思ってもないことを言ったり、酷いことをしたくなる

    • 執着

      キショ男性の皆さん、こんにちは。キショ男性A(キショだんせいエー)です。 男って常にモテたくないですか? 異性から、「貴方は特別」って、無限に思って欲しくないですか?当然、別にその全員と付き合いたいワケではないんだけど。モテるっていうのは、ある種、信頼されている状態だと思う。それも一番に。僕にもそういう女友達がいて、よく地元の仲良しグループで毎晩のようにボイスチャットを繋いでFF14やFall guysを一緒に遊んでいた。バカ騒ぎして、気づいたら朝になっていて、夕方まで寝

      • 長野より愛を込めて

        普段は便箋を用意してアナログで書いているけど、今回は書き直しの効くデジタルで書いてみようと思う。 「知れば知るほど減る知りたい」 これは僕が大好きなバンドの大好きな曲の一節だ。僕の人生は、たまに音楽とシンクロする。初めは意味が分からなくても、ある時、ふと完全に理解することがある。(いいすぎ) そうして自分なりの解釈を見つけた時、僕はたまらなくその曲が愛おしくなる。 今回もそうだ。つまり僕は、たまに、君のことをこれ以上知るのが怖いと思う。僕は、今が本当に幸せだ。君といられ

        • パタ化されたエモーンもう飽きたんだよ

          僕はサブカルチャーに疎い。いや、もう僕の周りではもうメインカルチャーなんだけど。 中高生の頃、僕はサブカルが好きだと自称していたか、蓋を開けてみれば、ちょっとマイナーだったアニメだったり曲だったりに関心があっただけだった。ゆらゆら帝国だのきのこ帝国だの大森靖子だのなんでもいいけど、いわゆるサブカルっぽいカルチャーにはほとんど触れていなかったな、と今では思う。まぁ、僕を取り巻く環境からすればマイナーではあったから、サブカル好きというのもあながち間違いでは無かったなとも思う。

          いずれ回帰する彗星(Meteor that reminds you)

          1人のためだけに曲を書くという随分キザな試みのあと(初めてだった)、もう二度と演奏しない曲として封印された作品が、ミーティア、リフレインという曲です。meteorってメテオ、メテオラ、ミーティアって読むような気がするんですけど、どうですか。 ミーティア呼びしてるのは、valorantのプロ選手、「meteor(メテオ)」を、ミーティアと呼び間違えていたことと関係があります。気まずそうに友達に間違いを指摘された後も、その選手が映る度にふざけてミーティア!と呼び続けていたらなん

          いずれ回帰する彗星(Meteor that reminds you)

          いったりきたり

          ギターの録音は本当に難しい。人が聴くに耐えるギターを録音するには、どうしても演奏技術が足りない。足りないなりに、テイクを細かく分ければいいのだが、何故か長い尺で何度も何度も録ろうとしてしまう。しかも間違えている箇所は後半の1箇所だけだったりするから、尚更無駄な手間である。 こうしてロケーターをいったりきたりさせている時、自分というものの性質が何となくわかる。外出の準備をギリギリに始めて、あれがない、これがないといったりきたりさまよって、挙句手に持っていたスマートフォンをどこ

          いったりきたり

          綻び

          負の求心力は本当に凄い。今がどれほど幸せでも、不幸の因子ばかり探そうとしてしまう。指先のささくれを探すように幸福の綻びを探そうとする。 ひとりでいるところ、寂しくしているところ、ぞんざいに扱われているところ、そのあと泣いているところ、なんやかんやでまた戻るところ。 幸せは、手と親密だと勝手に思っている。抱きしめること、撫でること、あるいは喋ることまで。 指先が小さな痛みでも鋭く感じてしまうのは、それほど人にとって手が重要であるからだ。 だから、幸福の綻びが気になってしまう

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          僕は僕の事が部分的に好きだ。(アキネーターか?) ライブをしている僕、音楽を作っている僕、ゲームで活躍している僕、アルバイトで信頼されている僕、誰かを救おうと言葉を考えている僕、など。 要は僕自身が好きというわけではなくて、備わっていた或いは培ってきた能力が発揮されている時の僕が好きなのだ。言い換えれば、僕は、あくまでも僕の能力が好きなのであって、僕自身のことは好きではない。 だからだと思うが、僕は能力がある人を常に尊敬している。音楽で言えば、マシーンみたいに曲を作り続け