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就活惨敗の落ちこぼれ女子が店長になるまで前編

こんにちは。SPAブランドで店長をしておりますはらと申します。#キャリアの保険 note で水曜日を担当することとなりました。topsellerとキャリアの保険に出会い、ボーッと生きていた自分が少しづつ変わることが出来ました。

現在夫と二人暮らし、家族のこれからの展望や自分のキャリア、今のアパレル業界でこのまま生きていけるのか悩んでいる私のリアルをお伝えしていけたらいいなと思っています。同じように悩む誰かのヒントになれば幸いです。

今回は私の自己紹介をしていきます!


キャリア意識は母から授かる

私は愛知県生まれ愛知県育ち小中高大と愛知県から出たことがなく、父は自動車関連企業で働く生粋の愛知県民です。

母は持病で働けず専業主婦だっため「はらちゃんはおっきくなったらお外で働くのよ」「お金を自分で稼いだら好きなもの買えるからね」と刷り込まれ、幼いながらも「(好きなものを買うために)自分は専業主婦にはならず外で働く」と思っていました。笑

 

100円ショップで学ぶ接客・陳列って楽しい!!!

私は高校3年の冬休みから100円ショップでバイトをしていました。笑顔で挨拶すると、おばあちゃんやおじいちゃんのお客様が嬉しそうにしてくれるな〜!と意識して挨拶したり、支店長巡回の時には「はらさんは笑顔がいいね!」と褒められた事が今も心の支えになっています。

またレイアウトの面でも類似商品で並べると見やすくなること、どこにあるの?と絶対聞かれる商品があることに気づきました。聞かれる商品はメモして常に答えられる状態にしたり目立つ位置においたり、商品の違いはパッケージを見て勉強するなど接客の基礎に。自分がレイアウトした商品が売れると嬉しい!などと言った感情も生まれました。


服が作りたくて入ったのに服が作れない短大生時代

高校卒業後は服が好きだからという単純な理由でアパレル関係のお仕事に就きたいと思い、服飾系の授業のある短大に進学。服飾専攻した癖に絵が描けなくてデザイン画が描けない、大雑把すぎて服の裁断を間違うなど服を作る上で致命的な面が明らかになりました。

卒業までに何とかカタチに出来る様にはなりましたがクリエイティブな仕事はできないという事に気がつく。作ることについては散々でしたけれども、素材の知識やパターンの知識は今も仕事に生きています。

もしアパレル業界に携わるとするなら「作る」はできないから「売る」しかないやん…。バイト売ったりすることは好きだけど100円だし…そんなこと自分にできるのかな?と不安はあれども就活に突入します。


買い手市場全盛期苦しんだ就活

私は2012年卒、ちょうどリーマンショック後且つ震災後の不景気で大学の新卒者の就職が困難になった時期。短大1年生の冬休みから就活をスタート(後に時期がすでに遅かったと知る)

短大生の私は19歳、大学生の21歳の人達と同じ市場で戦わなければなりません。説明会や面接で「〇〇大学から参りました△△と申します!大学では経営を学んでおりまして〜」と高らかに話す大学生。見た目も話し方も大人に見えて、「自分には個性も強みも特技もない」と悲しくて惨めでたまりませんでした。

戦略も何もなかったのでアパレル業界に限らず地元にある一般企業もなんとなく受けていました。しかしすべて落ちる。私の手札はゼロ。気づけば短大2年生の冬休み。クラスの半分は進路が決まっていません。不採用の手紙が自分は社会に必要ない言われているようで泣いて過ごす日々。

そんな時母に「バイトでもいいからアパレルやってみれば?近所のSCで募集してたよ」とアドバイスされます。そうだ、私はアパレルやりたくて短大入ったんだ…


卒業式を迎えるただし進路は未定

そして迎える卒業式の日未だにクラスの4分の1は進路未定。私も例に漏れず決まっていませんでした。友達はというと「親の会社で働くことにした」「他の大学に編入することにした」「内部進学することにした」いいな〜、私は4月から何してるんだろうな…全然楽しくない卒業式。

バイトの店長に「4月からシフトどうする?」と聞かれ「まだ決まってないので来月もお願いします」と頭を下げる始末

でしたがその日見慣れぬ着信が…!

先日受けたアパレル企業からの電話でした。「採用ということで連絡させていただきました!」アルバイトという形ではありましたが、初めて聞く「採用」の言葉。ずっと欲しかった言葉を貰うことが出来ました。とりあえず社会に居ていい権利を与えられたようで安堵しました。

こうして私は4月からアパレルショップで働くことが決定したのでした。この時採用してくれた会社が私が今も店長をしている会社になります。この後どう私が2年で店長になったかは次回の記事で!


明日の更新もお楽しみに!

お読みいただきありがとうございました。




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