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20代でリファラル採用を受けるメリット・デメリット

こんにちは!an.です。
今まで転職活動をしていた際、友人や元同僚に「リファラル採用」のお声かけをいただいた経験があります。

リファラル採用とは、自社の従業員の紹介により人材を採用する手法です。
リファラル(referral)は英語で、「推薦」「紹介」という意味があり、従業員が企業の求めている人材像やスキルに合致する友人や元同僚を、会社に対して紹介します。

https://www.hrbrain.jp/media/human-resources-development/referral1

20代という経験が浅い中で「リファラル採用」を受ける側として、よく考えて断ったこともあれば、入社して感じたこともあったので、まとめて書いていきたいと思います。

■リファラル採用を受けるメリット

①知り合いが働いているため安心する
求人票に「アットホームでにぎやかな職場」と書いてあっても実際はかなりピリピリしている会社だった・・・なんて経験はよくあることだと思います。
知り合いが働いていることで、雰囲気を率直に教えてもらえたり、安心できる要素が増えると思います。
「〇〇課の〇〇さんはこういう人」など、人間関係についても事前に教えてもらえる可能性も高く、心強い味方になってくれる可能性も高いです。

②会社の内情や、正直なところを教えてもらえる
どんなポジションでの採用なのかにもよりますが、部署間の移動の頻度、昇格のタイミングなど、通常の面接では聞きづらいことを教えてもらいやすいということもかなりメリットです。
(私は、通常の面接での逆質問で「入社前にどんなことを準備しておけばいいですか?」などの真面目ちゃん質問しかできないため、こういったことを詳しく教えてくれる味方に対してとても心強く感じました!笑)

③自分に合っている会社である可能性が高い(紹介者による)
紹介者が自分と付き合いが長かったり、一緒に働いたことがある経験があると、「合っている、馴染めそう」と思い紹介してくれている可能性が高く、信ぴょう性も高くなります。
そこそこの知り合いよりも、自分の性格だったり、働く上で何を大事にしているか、何が楽しいのか理解してくれている人からの紹介であれば、一度話を聞いてみるのも良いかもしれません。

■リファラル採用を受けるデメリット

①合わなかった場合、相談しづらい可能性がある
入社したはいいものの、あまり自分には合わなかった・・・と感じてしまうこともあると思います。そんな時、紹介者の恩義を感じると相談がしづらい可能性があります。

②紹介者と関係性が変わる、ぎくしゃくする可能性がある
その会社で働く友人からの紹介だった場合、友人は先輩になることも多いため、どのように接することが正解か分からなくなることも。
思い切って教育担当も別の人に変えてもらい、プライベートと仕事を割り切る選択を検討してもらうことも必要かもしれません。

■実際に働いてみてどうだったか

私は、実際に一社友人の紹介で働き、三社お声かけを断った経験があります。
一社で働いてみて、その会社はとても良くしてくれたため働きやすく感じました。事前に友人、部署の先輩の3人で話をする機会をくれたため、面接のように堅苦しくはなく、自然に「歩みたいと思っているキャリア」について話をすることができました。役員面接も念のため受けてきてほしいとのことだったので受けましたが、事前に面接対策として質問事項を教えてくれたのも心強かったです。笑
私の性格を知っている友人だったため、私にもその会社にも「合うと思う!」と双方に事前に情報をいれてくれたことも、入社に至ったきっかけになっていたと思います。

お声かけを断った三社は、あまり友人関係が長いわけではなく、知り合い位の関係の方から誘われた会社でした。話を聞いた時、「少しやりたい事と違う」と率直に感じたため、正直にお断りしました。

■リファラル採用の声かけをされるためには

今まで何社か声かけをしてもらって、選択肢が増えて心の安定にもつながっていたと思います。声かけをしてもらえるようになるには、

・会社を辞めたor辞めたいと思っていることを周囲に伝えておく
・自分のキャリアプランをしっかり作って周囲に伝えおくこと

この2つをしておくと良いと思います。
紹介者側からしても、今転職を考えていない人を誘うのはハードルが高いため、キャリアチェンジや職場環境を変えたいと思っているなど、具体的に伝えておくことをおすすめします。
また、「こんな職場でこんなキャリアを積みたい」など、どんな仕事に興味があるかなど、キャリアプランを話しておくことも効果的かと思います。

私は友人と仕事の話をすることが多いため、「こんなことやりたいって言っていたよね?」と覚えていてくれて、紹介の話に繋がったことがあります・・・!

■まとめ

いかがでしたか?
リファラル採用は、求人票ではわからない部分を教えてもらえるチャンスが豊富にあり、選択肢が広がると思います。声かけをしてもらえた際には、話だけでも聞きに行く価値はあると感じます。
ただ、転職先で新たに人間関係を作っていきたい方には合わない可能性もあるため、適切にメリット・デメリットを把握し選択されることをおすすめします。


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