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新人のことを新米と呼ぶのはなぜ?

秋もいよいよ本格化してきて、食べ物がおいしい季節となりました。
秋と言えば、新米の時期でもあります。
秋の味覚ですので9月から10月が新米の季節で、秋の味覚の一つです。

そんな新米という言葉は、食べ物以外にも未熟な新人のことを指す言葉に使いますが、それはなぜだかおわかりですか?

諸説あるようですが、江戸時代の奉公人の前掛けにあるというのが有力です。
新しく奉公人になると、まず新しい仕事着が支給されました。
その中にあったのが「前掛け」で、新しい奉公人は、新しい前掛けをしたので「新前掛け」と呼ばれました。
これが「新前」と略された、その後になまって「新米」となったようです。
「米」と書くのは当て字のようです。

新米という言葉は、新米社員や新米記者というように使われ、まさに駆け出しのまだ不慣れな人たちのことをそう呼びます。
これに似た言葉に「ぺーぺー」といった言葉がありますが、驚くことにこちらの言葉の歴史が古いようで、なんと鎌倉時代の辞書に登場してきます。



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