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森鴎外は極めつけの甘党だった仰天エピソード

文豪・森鴎外の好物「まんじゅう茶漬」の前に、彼が決して食べようとしなかったものが、刺身をはじめとした生もの類。
鴎外は細菌について学ぶうちに、極度の潔癖症になったと言われていて絶対に加熱したものしか口にしなかったと言われています。

水も沸かさないと口にしなかったほどだそうです。

そんな鴎外は、大の甘党で知られ、まんじゅうや焼き芋が大好物だったようです。
一般的に食事は食事、甘いものは甘いものと分けて食べるのが当たり前ですが、鴎外が少し風変りだったのがこれを一緒にして食べたことでした。

そして、その極めつけだったのが「まんじゅう茶漬」。
どんなものなのか想像できませんが、鴎外の娘の茉莉さんの随筆「貧乏サヴァラン」には、「饅頭を貰うと、琥珀色で、爪の白い清潔(きれい)な手でそれを四つに割り、その一つをご飯の上にのせ、煎茶をかけてたべるのである」と書かれています。

この「まんじゅう茶漬」は、鴎外の子どもたちもマネして食べていたそうです。

これ以外にも、鴎外は小豆を甘く煮てご飯に乗せて食べたり、木村屋のあんパンが大の好物だったようです。


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