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【年賀状のマナー】目上の人への新年のあいさつでふさわしい賀詞ふさわしくない賀詞

年賀状の引受開始が12月15日(水)から始まります。
そろそろ年賀状を書かないといけない時期になってきました。

そんな年賀状を出す相手は、目上の人からお友達、年下といろいろな相手に出さないといけません。

年賀状のあいさつのことを、「賀詞」といいますが、いろいろな相手に出すのに、同じ賀詞で全部の相手に出したりしていませんか?

特に、目上の方に送る場合の「賀詞」は、相手への敬意や丁寧さに注意する必要があります。

そこで、目上の方に出すのにふさわしい「賀詞」、ふさわしくない「賀詞」について知っておく必要があります。

ふさわしくない「賀詞」
1文字、2文字の「賀詞」はふさわしくありません。
例えば、「寿」「春」などの1文字、「賀正」「迎春」「頌春」など2文字の賀詞は、簡略化した表現であり、字としてはおめでたいのですが、相手への敬意は含まれていないです。

これらの賀詞は、相手を不快な思いをさせてしまうかもしれません。

ふさわしい「賀詞」
1文字や2文字と違い、
「謹賀新年」
「謹賀新春」
「恭賀新年」
「瑞祥新春」
「笑門来福」
このような4文字は、「賀詞」としてふさわしいです。

例えば、「謹賀新年」は、"謹んで新年をお祝い申し上げます"という意味になります。
この"謹む"に敬意が込められていますから、これは目上の方に出す場合に「賀詞」としてふさわしいです。

また「あけましておめでとうございます」「新年おめでとうございます」「謹んで新春のお慶びを申し上げます」という文章の「賀詞」は丁寧で、目上の方に対して、ふさわしい賀詞です。


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