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【英語】視点の違いだった!!神vs虫??

G’day! みなさま、こんにちは。
お休みいかがお過ごしでしょうか。

英語と日本語の文構成って本当に違いますよね。何で、こんなにも違うのだろうと思った時にたまたま出会った書籍があり、そのコンセプトが私の中でしっくりきました。

今回はそのコンセプトについて難しいこと抜きでビジュアル的に掘り下げていきたいと思います。
というわけで、今回のトピックは【視点の違いだった!!神vs虫】です✨

⭐️英語と日本語の視点の違いとは

英語と日本語の視点の違いを「英語にも主語はなかった」の著者、金谷武洋氏は英語は神の視点、日本語は虫の視点と表しています。


神の視点、虫の視点とはなんぞや?と思い、私も一瞬ドラゴンボールの神様と虫の世界の映画バグズライフが頭に浮かんできました(笑)

神の視点、虫の視点をよく表している例として、金谷氏が挙げたのが川端康成の「雪国」の小説の冒頭の日本語と英訳です。

日本語:
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

下記がその小説のイメージです⬇️

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一方で英語は:
The train came out of the long tunnel into the snow country.

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えぇ〜、全然思い浮かぶイメージが違う!!と思った方。私もです。
日本語では主人公が車内から見た景色を表現している一方で、英語ではトンネルを通り抜ける汽車を上空から見ている表現なのですよね。
この違いは衝撃です。

その主観的な視点を虫の視点、そして客観的に俯瞰して見ている視点を神の視点と金谷氏はうまい具合に表しているのです。

日本語:虫の視点 (主観的な視点)
英語:神の視点(客観的に俯瞰して見ている視点)

⭐️神の視点vs虫の視点

英語は結論を述べて後から情報を追加していくのに対し、日本語は周りの状況から先に述べ結論が1番最後にきますね。
その違いを説明するのにしっくりくるのが、まさに神の視点と虫の視点でした✨

この視点の違いちょっと絵にして表してみました⬇️

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上記文では先ずは情報の発信源であるJohnさんから始まり、結論を先に述べて、そして場所などの追加情報が後についていますね。

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つまり、上空から神が客観的に俯瞰してみており(不動の視点)、情報の発信者であるJohnさんを中心に外側に向かって情報が追加されているのです。

① John 情報の発信者(行動者)
② is walking his dog 結論(何をしているか)
③ in the park 追加情報(場所)
④ near the house 追加情報(さらなる詳細情報)

さらに、日本語でも見ていきましょう。

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日本語の場合は、情報の発信者(私たち)を中心として、外側から中心に向かって情報が追加され、1番最後に結論が来ています。まるで虫のように自分が移動しながら話しているみたいですよね。

① 昨日 (いつ)
② 池袋の (どこにある)
③ 水族館で (さらにどこで)
④ アシカショーを (なにを)
⑤ (私たちは)みました。(何した)結論

上記を英語にすると⬇️

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方や、先ほど説明した通り、英語は順番が日本語とは真逆です✨

① We 発信者(中心)
② saw (何した)
③ a sea lion show (何を)
④ at the aquarium (どこで)
⑤ in Ikebukuro (どこにある)
⑥ yesterday (いつ)

英語の方が情報をあとで追加していくので、まるでクイズに答えてるような感覚になりますね。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。また、本ページにたどり着いていただき、感謝申し上げます。

今回は金谷氏の英語と日本語の視点の違いー神の視点、虫の視点ーに感銘を受け、ビジュアル的に英語と日本語の視点の違いを掘り下げてみました。いかがでしたか。この視点の違いだけでも念頭に置いておくだけで、英語を話すときにイメージしやすいかもしれませんね✨

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