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#3自分のリズムを取り戻す方法

僕は2週間ほど前とても辛い、悔しい失敗をしました。
大丈夫なのかな?と思いつつ、相手にとった行動は後々僕にとって生涯忘れることのできない申し訳ない出来事の1つになりました。
今は少しずつよくなり、笑えるようにもなり、リズムを取り戻しつつあるのかなと、少しだけ感じています。
さて何をするにしろ悔しい瞬間、辛い瞬間から元に戻るまでの日々は辛く、苦しく、他の人からアドバイスをもらったところで完全にやわらぐわけではなく、まるでインフルエンザのように自分の体とメンタルをじわじわと蝕み続けます。
僕ほどまでいかないにしろ、僕以上に辛くても、やはりうまくいかないときからの脱出法は誰しも欲しいものです。

脱出法とは・・・

僕は普段精神的にも、野球の技術的にもどう元に戻していくのか、改善の手段は確立されていますが、やはり同じことで悩んだりしているわけではないので全てに応用できるわけではありません。そこで基本的にこの3つのチェックを入れるようにしています。

①やるべきことを詰めつめにする
②人と話す
③対象となる出来事を余裕が出来次第消す

①ですが、やるべきことを詰め詰めにすることの理由は単にマイナス思考が入る余地を消すことです。ネガティブになる時に何か集中していることって少ないと思いませんか?
ネガティブはどちらかといえば暇だったり、ふとした心の隙間に入り込んできては、メンタルを攻略しようと戦いを挑んできます。
好きなことでもいいです。心から楽しめる何かに没頭することでその隙を与えないことが、実はネガティブから身を守る方法なのかなと思います。

実はオードリーの若林正恭さんも著書「社会人大学人見知り学部卒業見込み」の中でネガティブと没頭の話をされていますが、まさに同じような感じで、著書の中では他にも具体的な内容が書いてありますので、ぜひそちらもご覧ください。

②は上と同じく、何かに集中させること。人と話すこと、苦手な方もいらっしゃるとは思います。ただ形はどうあれ人と何らかの交流を持つことは必要で、交流する時間が多ければその分違うことに意識を向けられる時間も増えていくということになります。

③は少し気持ちに余裕ができてからのお話です。
悔しいという気持ちを持ち続けることは、結局のところ失敗したイメージを繰り返し思い出すということです。
野球でも打たれたシーンを何度も思い出せば、マイナスイメージがその打者との間でついてしまいます。
よくプロ野球でも「あの打者には打たれている」「あのチームと相性が悪い」と書かれたりしますが、
そりゃ何回も打たれたシーンを流され、相性が悪いとか書かれていたら、そう思うようになってしまいますよね。
ならば、そのイメージをなるべく早い段階で消すことが大事です。といってもなかなか消すことなんて難しく、考えないようにするにも思い浮かんでしまう症状ではどうにもならないです。
なので、気持ちに余裕があると思えた時に、その対象となる出来事が頭に思い描かれた瞬間、

ダメダメダメ、切り替えよう

というような暗示をかけてあげたり、好転する様子を思い浮かべたり、
何をした時にそのイメージを瞬間的に消せるのかを少しずつ作り上げることが大事だと思います。

話は変わりますが男性は論理的に考え、女性は感情的に考えると聞きました。女性がうまくいかない時にライブや食べ放題に走るのは、楽しいとかおいしいとかそういったポジティブな感情を増やし、ネガティブな感情を入る隙を与えないための、元から備わっている対処法なのかもしれませんね。

少しの上積み

僕は冒頭で書いたある失敗の後この状況はどうにもならないと1週間前に嘆き、苦しんでいました。
そんな時大事にしたのは「調子の悪い時の上積みは最低限でいい、なんならシンプルな1つでいい」考えです。

どうにもならない時にどうしていいのかわからず、調子を崩したり、うまいこといかなくなる理由は自分の中にどうすればいいかが書かれたカルテがないこと(→経験がないから分析ができない)。

でもそんなこと言われてもどうしようもないですし、解決してこの苦しみから早く抜け出したい。
苦しいけど、時間がいずれ解決すると思いつつ、そんな苦しい時に何をしたかが大事ではないのかなと。
大きなことはできない、かと言って何もしなければ精神的には悪化する。
それなら今から積められる経験や行動量を1mmだけ増やすことに考えを向けました。

ポイントは1つだけ

ポイントは1mmだけということです。

病院に行く、プロテインを飲む、3食食べる、外に散歩に行く、部屋を掃除する、アイスを食べる…なんでもいいですがたった1つでいいのです。

もともと持っていた、作り上げてきたリズムを戻そうと無理やり何かをやっても、効率は落ち、質は下がりいいことは何1つないです。出来る出来ないはあっても、最低限これくらいなら出来るという小さな小さな行動量を積み重ね、後で振り返った時にこれは出来ていたんやなと、確認できればそれでいいのです。
何もできないほど苦しんでいた。それでも少しの積み重ねにはなると思います。

前回の投稿で
https://note.mu/carp_straight/n/n03d033db42a0
ブログで自分のカルテという話を出しました。
カルテは何をしたのか、どうしてそれをしたのか確認ができます。日記などとしてつけておけば、振り返った時自分が何をしていたのかが記録として残ります。
記録できなくても1mmだけ上積みをした苦しい自分が、楽になり、回復した時にはそれが自然と自分のカルテになり、少しの修正点を助けてくれる元になると思います。

よく目の前のことに集中しろとは言われますが、僕はそんな余裕は本当に精神が崩れかけてる場合全くないと思います。
なぜなら自分を見失いがちになり、何が目の前のことなのか分からなくなる。とにかく苦しさを解き放ちたい。目の前のことに集中することよりも苦しさから逃れることが第一目標になっているのに、そんな声のかけ方では、それでは逆効果になると思います。

最後に

今回は僕の姿を見た方から多くの励ましの言葉を頂き、そんなことまで見てくれていたのかと感激し、涙を流すときもありました。
最終的には時間の経過が必要になってくることが多いでしょう。
僕もそれを実感しています。

そしてこの後編は「リズムを取り戻すまでの過程」のお話です。少しずつ前進していったとききっと自分らしさ、自分のリズムを回復できる時が必ずあるはずです。

ゆっくりゆっくり、少しずつ前に進もうと思ってくれる人がこの記事を読んでから1人でも出てくれたら、これほどうれしいことはありません。

では、また会いましょう!

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