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【🇰🇪#88】ナイロビ/ナイヴァシャ湖:ポレポレの旅

6月14日(金) 午後

午前中はサファリをした。

ランチは"carnivore "レストランでゆっくりととることにした。
ここは「エキゾチック・ミート」で有名なレストランらしい。
食べ放題の形式で、店員さんが肉を運んでおり、声をかけるとよそってくれる。

肉を焼く様子

特に奇抜なのは、以下の3点だ。
・クロコダイル
油が臭い。それ以外は殆ど鶏肉だ。肉はそこまで固くない。

クロコダイル

・ダチョウ
ちょっと甘い肉。

ダチョウのミートボール

・牛の睾丸
繊維のないパラパラとした肉。ホタテみたいな食感だ。海鮮系の味がする。レバー系統の後味。

シンタマ
癖の強い肉ばかりなので、ソースをたっぷりつけて。

シャワーを浴びるため、一旦ホテルに帰ったのだが、疲れてそのまま眠ってしまった。

長時間のフライト後のサファリで体は疲れ切っていたようだ。「ポレポレ(ゆっくり)」で過ごすことにしよう。

夜から知人のTさんに会う予定だ。

ナイロビの高速はとても快適だった。


TさんとThe Panari HotelにあるRED GARNETレストランで合流し、お肉メインのディナーを食べた。

Tさん、ご馳走様です。

なんどか突然の停電に襲われた。
ビュッフェ形式
みんな大好きタスカービール

6月15日(土)

今日はナイヴァシャ湖に行く。カバが沢山生息していることで有名な湖だ。高速(エクスプレスウェイ)に乗らず、下道で行くことにしよう。

羊飼いと羊の群れ

道中、ガソリンスタンによる。

1リットル189ケニア・シリング(200円程度)。当然ながらクウェートに比べて格段に高価。
医薬品など

ズボンが不足していたので、ガソリンスタンドの近くにある古着屋に寄る。
250ケニア・シリングでアディダスのジャージを買った。

ナイロビに観光した日本人は多いと思うが、古着を買ったのは私ぐらいではないだろうか?

古着屋
古着屋

道路に立って車に物を売る人たちが沢山いる。間違いなく渋滞の原因であるが、こういう長閑な光景は嫌いではない。

オレンジ売り。とうもろこしを売っている人を良く見かけた。

リフトバレーと呼ばれる高地に着いた。

運転手曰く、標高2700メートルはあるという。

この世の果てまでも見通せそうだ。

片側一車線しかない道路に、無数のトラックが殺到している。たった500メートル進むのに、1時間もかかってしまった。

おとなしく引き返し、高速道路で向かうことにしようか。

パーキングエリアでは、大量の酒が売られていた。何故。

ナイヴァシャ湖に着いた。渋滞のため、ナイロビから5時間もかかってしまった。

近くに「ヘルズ・ゲート(地獄の門)」という悍ましい名前の土地があるが、湖面は平安そのもの。

ヨーロッパ系と中華系観光客しかいない。
1人2000ケニア・シリングで借りたボート

ナイヴァシャ湖には多くのカバが住んでいる。カバはかわいいが恐ろしい。

6年ほど前、この湖でも台湾からの観光客がカバに殺されるという痛ましい事件があったそうだ。

一定の距離をとってカバを観察した後、「クレセント・アイランド(三日月島)」に向かう。島にはキリンやシマウマなど、多くの動物が住んでいる。

ライオンをはじめとする肉食動物は皆無で、まさに草食動物の楽園である。

三日月島。「愛と哀しみの果てに」のロケ地。

雲行きが怪しくなってきた。1時間ほどのボートクルーズで帰る。

カバの縄張りは決まっているようで、そこから離れて漁をする人もいる。

帰り道、車が故障して時速20キロしか出なくなってしまった。
今日はポレポレ旅行の日だ。


晩御飯はママ・オリエッチ・レストランで食べることした。

厳重なセキュリティー

綺麗なレストランだ。

少し高い。そして私の口には残念なことに合わなかった。

干しビーフステーキとウガリ(右)
ウガリ。蒸しパンみたいな食感の食べ物。米のような味がしないでもない。
揚げティラピアとトマスソース。2350ケニア・シリング。
ダワー。アラビア語の「薬」が語源だと思われる。喉が痛いほど辛い生姜とほんのり香る蜂蜜のホットドリンク。ジョッキで飲むものでない。絶対違う。650ケニア・シリング。

レストランの隣にあるリカーショップでお酒を買う。なんだか怪しい雰囲気だ。

警備員と鉄格子で守られたリカーショップ

今日もヤヤセンターに行き、食料品を買う。

ヤyセンターのトイレ。とてもきれいだ。トイレの綺麗さは安全性の指標。旅行先のトイレを撮影するのが、私の趣味だ。
うどん

6月16日(日)

ナイロビ市内を観光する。一般的に、ナイロビ市内の治安は悪いとされている。幸い、私はスリや強盗被害にあうことは無かった。

しかしナイロビ街歩きをする読者諸賢におかれては、十分な注意をされたし。

イード・アル=アドハーの影響か、ムスリムを沢山見かける。

お昼はGrand Quality Restaurantでとることにした。

オーダーを手に書くスタイル
ウガリ。あんまり口に合わない。うまいバターか何かであえた、ほうれん草はなかなか美味しい。お腹に優しい感じがする。キャベツも良い。
マトケ。バナナを蒸し、少し辛めのソースで味付け料理。バナナという感じはなく、じゃが芋みたいな味と食感。なかなか美味しい。右にあるのはチャパーティ。クウェートのチャバーティとまったく同じ。安定のうまさ。
牛のモツ。味付けはうまいし、普通にモツなのだが、黒い部分(柔毛?)が食感もわるく、噛みきれず、苦くて不味い。

モエアベニューを越えたら落ち着いた雰囲気になった。
ストリートダンサーがとても多いが、治安は良好だ。

モスク
ボロボロの車。

ナイロビ国立博物館に行く。
正直、そこまで展示は大したことがない。博物館に使う時間はサファリにあてた方が良いと思った。

オマーンとケニアの関係

ビレッジ・マーケット、きれいなモールだ。金持ちのムスリムをよく見かける。

ナイロビでは酒類コーナーが隔離されている。ムスリムの人口が一定数いるからだろうか?

晩御飯はAbyssiniaレストランでいただく。エチオピア経由でケニアに来たのだが、結局エチオピア料理を食べておらず、心残りだった。

インジェリ。酸っぱい蒸しパン。これ単独で食べるのは厳しい。
インジェリはシロ(カレーのようなもの)につけていただく。ボリュームがかなりあるが1800ケニア・シリングとお値打ち価格。
コーヒー

明日はアンボセリ国立公園に行く。ポレポレのナイロビ散策は今日で終わりだ。

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