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【🇪🇹#85】☀️エチオピア経由ケニア行き

6月13日(木)

明日14日からイード・アル=アドハー(犠牲祭)の5連休だ。
ランゲージセンターに申請をし、本日の休講と旅行の許可をもらった。

私はこの6連休を使い、ケニアを旅行する。留学も残すところ50日程度。これがおそらく最後の旅行になるはずだ。


朝3時5分、クウェート発アディスアベバ(エチオピア)行きの便に乗る。

エチオピア経由でナイロビ(ケニア)を目指す。
クウェート・ケニア間は全てエチオピア航空を用い、費用は往復8万円ほどだ。

イードを前に、クウェート国際空港は混雑していた。
遅延のため、ファイナルコール後の乗り込みとなった。
エチオピア航空
そこそこ美味しい機内食。ボリュームのあるスクランブルエッグがお気に入り。
荒れ放題の機内。エチオピア航空のロゴが可愛らしい、黄色と緑のブランケットを持って帰る人が少なくなかった。
着陸した瞬間に多くの人が立ち上がり、「急げ、急げ」と怒号が飛び交う。ちょっとした暴動だ。 

アディスアベバ空港は思ったりも広く、何より清潔だった。

朝8時半からビールを飲む。かわいい聖ジョージ。

ナイロビ行きは10時45分発だが搭乗が終わる気配がない。

ファイナルコール時の様子

エチオピア経由で多くの旅客がケニアに向かうようだ。特にヨーロッパからの旅行者が多い。

エチオピア航空

アディスアベバからの大量の客を捌きるキャパシティは、ジョモ・ケニヤッタ国際空港には無いようだ。

あらゆる場所が混雑しており、空港から出るのに1時間半はかかった。
「ビニール袋の持ち込みは禁止」と聞いていたが、特に検査されることもなかった。前日に血眼になって確認した時間を返してほしい。

「クウェートから来た」と言ったところ、イエローカードは求められなかった。しかし周りはカードを見せていたので、携帯していればトラブルなく入国できるはずだ。
クウェートで発行してもらったイエローカード
入国手続き

空港を出ると、予約していたピックアップタクシーが待っていてくれた。
近くにあったサファリコムでSIMカードを購入してからホテルに向かう。

サファリコムでSIM(1ヶ月)を購入。1100ケニアシリング(およそ1300くらい)。

渋滞にハマっていると、際限なく物売りが車の間を潜り抜けてやってくる。

渋滞と物売りの組み合わせは、さほど珍しいものではない。
しかしアイスクリームや果物に紛れて、巨大なスタンガンが売られているのを見ると、少し治安が不安になってしまう。

タクシードライバーが流暢な英語で市内を解説してくれた。よく見れば(現地人向けのものであっても)英語の看板しかない。

ケニアの公用語(オフィシャル・ランゲージ)は英語とスワヒリ語で、国語(ナショナル・ランゲージ)がスワヒリ語であるという。
民族ごとにそれぞれの言語を持ち、言語の多様性がある社会であるようだ。


Heri Heights ホテルに着いた。

高い外壁に囲まれたホテルは、幾重もの有刺鉄線と分厚い鉄扉、屈強な警備員によって厳重に守られていた。

旅客を迎え入れる施設というより、侵入者を撃退する要塞の雰囲気をまとう。

このホテルは、ナイロビ屈指の安全地域にあるという。それでも警備の手を抜くことはできない。

鉄格子

仮眠をとった後、ナイロビ市内の日本食レストラン「陣屋食堂」でディナーを食べる。

シェフはケニア人で、日本に行ったこともないらしい。しかしそうとは思えない本格的な日本食を堪能した。

辛いラーメン
タスカーのビールとシードル。私はシードルがだいすきだ。
生姜焼き。生姜焼きというより、生姜の強い野菜炒め。

近くにあるショッピングモール「ヤヤセンター」で買い物をする。
徒歩4分の距離だが、街灯が殆どない夜道を歩く気にはならなかった。

配車アプリ「Bolt」でタクシーを呼び(Uberよりかなり安い)ヤヤセンターに向かう。

ホテル同様、かなり厳重な警備が行われており、駐車場に入る前に車内のセキュリティーチェックもされた。

厳重な警備

ショッピングモールとはいいつつも、こじんまりとした施設だった。小さめのビルにスーパーマーケットといくつかのテナントが入っている。

外国人観光客もしくは富裕層ケニア人向けのモールらしく、スーパーマーケットは日本と大差ない価格だった。

明日は朝からナイロビ国立公園でサファリをする。早く寝ることにしよう。

開けた瞬間に壊れたカーテン

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