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【全力記事!】人生はバタフライエフェクト!【前編】

こんにちは!みかんです。

新マガジンの1記事目です!

このマガジンは私が日々、後輩や部下の相談に乗りながら答えていることをまとめています。

誰に何を話したかいつも忘れるので、次からは「この記事見て!」と言えたらいいなと思い始めました。

このマガジンが私の後輩以外の、誰かの役に立てれば幸いです。

そして私が10年後に読み返して

「あの頃は若かったけどあながち間違ってないじゃん!」と思えたらベストですね!




カオス理論の説明で用いられる、バタフライエフェクトって?

「ブラジルで蝶が羽ばたいたら、テキサスでハリケーンが起きる。」

カオス理論を説明する際の分かりやすい例です。

この例は何が言いたいのか?

気象など複雑な要因がからむことは、初期値(蝶が羽ばたいた)が重要で、予測が困難(ハリケーンが起きる)だよね、ということです。

つまり、ほんの小さなことがめぐりめぐって、本当に大きな結果になるということです。

これは投資の世界でも同じです。

世界の何千万、何億人の欲望が渦巻く投資の世界は、複雑すぎて予測が困難です。

この複雑な世界では私みたいな凡人は考えても、複雑すぎてわからないのです。

そんな世界のことを、複雑系と呼びます。



人生も複雑な世界と理解する

この複雑系の世界。

気象や投資の世界以外にもあります。

私は最近気づきました。

「人生も複雑系じゃない?」

人生をどのように生きるのか。

そして人生はこれからどうなるのか。

これを考えることはめちゃくちゃ難しいのです。

みなさんも思い返してください。

今、この記事を見ているみんな。

なぜ今の仕事をしているのか、なぜ今の家族構成なのか、なぜその人と友人になったのか。

それって過去を振り返れば、本当に様々な要因が絡んでいませんか?

「〇〇だから今の仕事をしている。」

「〇〇だから子供が二人いる。そしてその子供は〇〇だからこんな状態。」

「〇〇だから今の友人と続いている。」

この〇〇は膨大な情報がありませんか?

それらの情報は複雑に絡み合っていて、振り返っても何が何だか分からないのではないでしょうか?

なにか原因があって結果がある。

人生をそう考えてしまうのですが、その因果なんて、複雑すぎてもはや、ないに等しいのではないか?

最近そんなことを思います。



大切なことは初期値=習慣なのかも?

冒頭のバタフライエフェクト。

初期値が重要だと書きました。

初期値をどう設定するかで、時間を経てとんでもない変化になる。

初期値の分かりやすい例が投資の世界の「複利」です。



時間の経過とともにとんでもないことになる、「複利」


引用元:https://itf.minkabu.jp/simulation/calculator

これは20歳のA君が、毎月10万円、70歳まで50年間、利回り7%で運用した結果です。

投資総額は6,000万円に対し、合計金額は5億円超え。

※投資の世界は凸凹がありますのであくまで一例です。

A君が20歳の時に投資の勉強して、節約しながら50年間投資を続けた。

その結果、5億円という意味の分からない数字になります。

ここで大切なことはなにか?

①A君が20歳のタイミングで毎月10万円投資をすると決めたこと。

つまり、初期値(蝶が羽ばたいた)にあたります。

この初期値、習慣と言い換えてもいいかもしれません。

②後半の伸び率が著しい

グラフを見てもらうと最初の20年ぐらいは、投資をせず貯金をしている人と大差がないのです。

でも、時間がたつにつれ、とんでもない差がついていませんか?

これが、予測が困難(ハリケーンが起きる)にあたります。



たぶん知識や思考も同じグラフになる

初期値の設定によって、時間とともにとんでもない変化になること。

他にも思い当たります。

例えば、読書。

私は読書が好きで、毎日の通勤時間の往復90分は全て読書にあてています。

毎日90分。

1か月20日程度出勤なので、90分×20日=1800分=30時間。

それを1年続けると、90分×20日×12か月=21,600分=360時間。

これで年間100冊程度です。

この初期値=習慣。

50年続けると18,000時間=750日。

5,000冊読めることになります。

いつも話しているみんなは、私のことを少し変わっていると言いますよね。







たぶん10年後には変人と言うでしょう。







30年後には社会不適合者。仙人と言うでしょう(笑)

読書体験を通して行った思考の回数は時間の経過を経て、とんでもなく深まると思います。

それが良いことなのか、悪いことなのかは今回は考えません(笑)



初期値=習慣はいつでも変えられる

この初期値=習慣は、時間の経過とともに、とんでもないことになります。

もちろん早ければ早いほどいいのです。

でも初期値=習慣はいつでも変えることが出来ます。

みんなも、初期値=習慣で取り入れたいことがあれば、それは早ければ早いほどいいです。

27歳のSさんは「もっと早く投資のこと知りたかったなー。」とよく言いますね。

でもめちゃくちゃ早い方なので安心してください(笑)

そして何より難しいこと。

その習慣が良いものになるのか、悪いものになるのかは、死ぬ時にならないとわかりません(笑)

今回はお金と読書をあげましたが、別に好きなことなら何でもいいと思います。

注意点として、本当に自分が好きなことなのかは、自分の頭で考えてくださいね。

世の中にはみんなを好きと思わせることが上手な人たちがたくさんいます。

そんな手法なんてたくさんあります。

少し前に話題になった、ホストのかけ売りの話なんかもそうですね。

他にも例を上げたいけど、誰かを不快にしてしまいそうなのでここまで!(笑)



因果で考えない

最初に人生は原因と結果の、因果で考えられないことがばかりなのでは?と書きました。

人間の頭は因果で考えがちです。

日々のニュースなんかもそうですよね。

悲惨な殺人事件などでニュースは、「なぜ犯人はそうしたのか?」と原因に迫ります。

犯人の生い立ちを調べ、犯罪心理学の先生が分析し…。

たぶん、因果なんて複雑すぎてわからない。

そして、それは一般化できない。

仮に犯人が親から虐待を受けていて、学校でいじめられていたとしましょう。

じゃあ、親から虐待を受けて、学校でいじめられた人は全て人を殺すの?

そんなことはないですよね。

その犯人の遺伝的な要素や人との出会い、取り込んだ情報、親との関係など、とんでもない数の要因があります。

そしてそれを調べ尽くすことなんてできません。

因果で考えないということが理解できましたか?



人生にあてはめてみる

この因果で考えないこと。

人生の因果ってどんなものがあると思いますか?

頭の中に様々な因果がありませんか?

一般的に言われる因果について考えてみましょう。

・義務教育はちゃんと勉強する
・いい高校に入る
・いい大学に入る
・いい会社に入る
・定年退職をしていい老後を迎える
 →親世代がそうだから多分これが幸せ

いい高校に入れなかった人はみんな不幸なのか?

いい大学に入れなかった人はみんな不幸なのか?

・・・。

たぶん違いますよね。

知らないうちに考えている、いい人生の因果。

いい会社に入った人もそうでない人も、幸せな人はいます。

逆に不幸せな人もいます。


長くなってきたので今日はここまで!

今回の記事は2部構成にしますね。

次はじゃあ、どうしたらいいのさ?ということです。

ちなみに結論は、私もあまり分かっていませんので(笑)

結論を知るには、人生の経験が足りなさすぎます(笑)


後編はこちら!


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