見出し画像

「俺のせいって言いたいんか!」彼は書類をたたきつけた。

こんにちは!みかんです。

先日職場で起こった感情があふれ出る光景。

いろいろ考えさせられたので書いてみます!

急にブチギレた!

先日、職場である問題が発生しました。

その問題は取引先に迷惑がかかることがらで、私のチームでは解決不可能な内容でした。

私が取引先から何件かクレームを受けたため、担当部署の責任者Aさんに報告に向かいました。

私「こんな問題が発生していて取引先困っているんですよね。」

Aさん「そうか。今言われてもどうしようもないんだけどな。」

私「今更?って感じですよね。こんな感じで周知すればどうですかね?」

Aさん「これ前から取引先に言ってるんだけどね。」

私「(言ってても伝わってなければ意味ないじゃん。) 聞いてない取引先も悪いですよね。でもほっておくと面倒ですもんね。」

Aさん「そうだよね。その内容で周知するわ。」

この内容で収まりそうだったところ、別部署のBさんも同じ問題の相談でAさんのところにきました。

Bさん「こんな問題が発生してて取引先困ってるんですよ。」

私「(あ…。今それ言ったらヤバそう)」

Aさんが立ち上がって一言。






Aさん「俺のせいって言いたいんか!!!」

手に持っていた書類をバンッ!!と床に叩きつけました。




Aさんはそこから「俺のせいではない」理由をBさんに強い口調で話し続けました。

私「(急にキレた!記事ネタありがと!) ( ゚д゚)ポカーン」

Bさん「(イライラしながら)( ゚д゚)ポカーン」

とりあえずその場は収めひと段落。

問題をAさんが上長に報告することになりました。

Aさんが上長に報告中に、その問題に関連する部署のCさんが話に入ってきました。

Cさん「今まで問題なかったのだからうちは悪くありません。取引先に問題があると思います。」

私「(急に保身に走り始めた!)誰が悪いとかの話ではなく、現在発生している問題に対して対応しましょうよ。」

Cさんはぶつぶつ言いながらも、上長が対応策の方向性を示しました。


「誰が悪いのか?」に注目する人たち

私はなんとも面白い光景を見れた!と喜んでいました。

(私、性格悪いのです!笑)

今回の件、考えてみると面白いのです。

問題が発生したときにAさんとCさんの思考は、

「誰が悪いのか?」

がまず頭に浮かびます。

普通に考えれば、「誰が悪いのか」どうでもいい話で、「その先の対応をどうするのか」を考える必要があります。

でもAさんとCさんはその前の「誰が悪いのか?」に注目します。

まず、そこをはっきりさせようとするのです。


彼らの過去を紐解くと良さそう

AさんとCさんは私の先輩たちです。

私が入社した時もそうでしたが、当時の会社の上司たちは犯人探しが大好きでした。

問題が起きたときの原因を誰かの責任にする。

(子どもじゃないんだから人の責任ではなく、システムの問題でしょ。と考えてほしいのですが。)

その環境で育ってきたAさん、Cさんはその思考が染みついているのだと思います。

これまでの犯人探しの負の遺産ですね。


「キレイ」が求められる社会

記事を書きながら、先日パワハラで降格人事になった管理職を思い出しました。

昔からパワハラする人で、内部告発があって役職が無くなり、平社員として誰でもできる作業をする部署に配属。

今回のAさんとその役員のことを考えると、今の社会での立ち回り方が見えてきます。

キレイな社会が求められている。

キレイな社会とは、人間の動物的な感情の部分を排除した社会です。

パワハラで相手を不快にさせる人。

急にキレる人。

不倫する芸能人。

社会はそれを許しません。

表面上はキレイなものを望みます。

でも、人間はそんなキレイな部分だけではありません。

表面上はキレイを装いつつ、水面下ではどす黒いものがたまっていく。

どす黒いものを、Xやヤフコメ、5ちゃんなど、匿名性を隠れ蓑として吐き出す。

そこには正論が渦巻いています。

みんなキレイでいたい。


「キレイ」の先は?

表面上はキレイな社会。

たぶん自らの首を絞め続ける社会なのだと思います。

相手に対してキレイを求める分、自分もキレイでいなければならない。

でも、私たちは聖人君主でも何でもないので、汚い部分も多くあります。

それを受け入れずにキレイに走ると。

どんどん生き辛くなるんだろうなと。


Aさんのブチキレ事件からこんなことを考えました!

Aさんありがとうございます!(笑)

こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!