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ウナギマネジメントの評判が良かった(笑)質問されると記事のアイデアが浮かぶ!

先日、ウナギマネジメントについてふざけた記事を書いた。

なんのこっちゃ?と思った方はこちらの記事を参照いただきたい。


ウナギ美味しかった!


この記事の評判が良かったのだ。

身内からの(笑)

身内というのは今の同僚や、元同僚たちだ。


今の同僚からのLINE

まずは今の同僚Uさんから。

この記事で紹介していたUさんからこんなLINEがきた。


UさんとのLINE。


このLINEがあまりに嬉しかったので、Uさんにこんなお願いをした。

私「これnoteで記事にしていい?私の評判上がりそうだから(笑)」

Uさん「あなたって人は。勝手にしなさい(笑)」

私も少しは人望があるではないか!(えっへん!)

ここまでは最近嬉しかった自慢話。

次が本題。


以前の出向先の同僚から

私は以前、他社に出向に行っていた。

研修出向という形で、私の人件費はすべて当社持ちの1年だけの出向だ。

その会社は同業他社で業界ナンバー1の会社である。

※この記事で書いていたことですね。


その時の同僚であるM君からLINEがきた。


M君からのLINE。


M君は私より年下なのだが、私の10倍ぐらい仕事ができる子だ。

その会社でも出世コースを最短で歩んでいる超優秀な子だ。

そして性格も素晴らしい。

私なんか逆立ちしても勝負の土俵にすら上がれない子である。

M君からのLINEに対しこう思った。

「脱力系の私に相談するなんて、完全に相手間違えてるよ(笑)」

とはいえ、相談されたら全力で答えるのが私の主義だ。

長文のLINEを返した。

LINEだけでは足りなかったかもしれないので、記事として情報量を増やして伝えたい。

そして、世のマネジメントに悩んでいる人の誰か一人にでも届けば最高だ。


抜け漏れが多い理由

まず、その子はどうして抜け漏れが多いのか?

業務レベルに仕事が見合っていないのであれば、与える仕事を変えたらいいし、抜け漏れしても誰かがカバーしてくれると甘えているのであれば、一度修羅場を経験させるのもありだ。

(ちなみに誰かがカバーしてくれると甘えているというのは私のことである。)

修羅場を経験させるには、M君の覚悟も必要になる。

その覚悟とは修羅場を経験して失敗した場合、上司であるM君の評価が落ちる覚悟であり、M君の上司たちに謝り倒す覚悟だ。

私はいつ会社を辞めるか分からない脱力系なので、評価が落ちようが謝り倒そうがどうでもいい。

でもM君の場合は違う。

会社から評価されて、出世街道を最短ルートで歩んでいる。

そんな人間は脱力系の私とは違う方法を取らなければならない。

その方法については私は知らないので、仕事ができる人に聞くしかない(笑)

ただ、自分の身を削って部下を思いやる行動ができる人間は少ないので、意外と上司からも部下からも評価が上がったりする。

まあ、これはギャンブル作戦だ。

私は意外にこの作戦が功を奏して上司からも部下からも評価は高い。(そう自分に言い聞かせないとやってられない。)


主体性について

まず、そもそもその子は主体的に行動したいのか?という点が重要である。

そして、そもそもサラリーマンにとって、なぜ主体性が正義なのかという点も大切だ。

私のこれまでの部下は、私より10歳年上で役職を自ら降りている人もいた。

その部下に対して、主体性を持って仕事をしてください!と言ったところで響かないのだ。

そもそも主体性を持って仕事をしたくないから役職を降りているわけなので。

当時の私は驚いた。

管理職になりたてだったこともあり、みんな主体的に仕事をするものだと思っていたからだ。

(今振り返るとあまりに視野が狭くて恥ずかしい。)

最近になって思う。

主体性なんて持ちたい人は持てばええし、持ちたくない人は無くてええやん。

一般的には主体性がある人が優れていると言われる、サラリーマン界隈であるが、必ずしもそうではないのではないか?そんなことを思う。

そりゃ、無理やり主体性を持たせることもできるかもしれないよ。

上司という権力を使って、毎日毎日その人の主体性を促すように言い聞かせたらいいんだから。

ただね、


めんどくさい!(笑)



先ほど書いた、そもそもなぜ主体性が必要か?

クソみたいな話をするよ?

会社が儲かるからだ(笑)

社員が主体性をもって仕事をすると、新しいアイデアを形にして利益が膨らむこともある。

社員の主体性は競合他社への優位性につながる。

主体性を促すマネジメントができる人間は会社にとってすばらしい人材だ。

みんなの主体性から生まれた利益は株主である私に還元される(笑)

(調子に乗り過ぎましたね。)


主体性信仰という色眼鏡を外して本人を見てみると、これまで見えなかったものが見えるのだ。

それはその子が得意なことや、得意ではないにしてもストレスなくできる仕事である。

まずはその視点で仕事を与えてみる。

得意な仕事をやっていると本人に自信がつく。

自信がつくと周りからの評判が上がる。

周りからの評判が上がると、本人は評判を落としたくなくなる。

そうすると次の仕事を与えてもきちんとするようになる場合もある。

その子がミスばかりするということは恐らくその子の自信はほぼ0に近い。

自信が0に近い子は10にするだけで少しずつ変わる。


M君は仕事ができて主体性のある人間だが、その子の腹の内を聞いてみるといい。

その時に注意することとして、主体性信仰が強い人の前では信仰心の無い部下はおびえるのだ。

「こんなことM君に言っても理解されないし無駄。」とか思われたら終わりだ。


先ほど書いた10歳年上で役職を降りた私の部下だが、チームへの貢献度が半端ない。

その人は細かい仕事が得意なのだ。

みんなのこぼれた仕事を拾ってくれる縁の下の力持ちタイプなのだ。

その人がいるからこそ、私含むほかのメンバーは全力で攻めの仕事ができる。

私のチームにとって主体性は特に必要が無かった。

必要なのはパズルのように、みんなの得意不得意を調整することだったのだ。


M君はすでにできていると思うけど、サラリーマンとして「これが大切!」という色眼鏡を外してみるともっと色々見えてくるかもしれない。

当たり前のことながら、自分の人生の責任は自分で負うしかない。

その子が仕事でミスをしたり、仮にやる気がなかったとしても、究極的にはM君には関係ないのだ。

(上司としては難しいところだけど。)

手垢のついた言葉だけど、人なんてなかなか変わらないよ。

上司であるM君が変わると、部下に対して与える影響も少し変わる。

そして部下が少し変わってM君も変わる。

変化は相互に作用するのだ。

それには時間がかかるし、そんなことみんな分かっているから焦る必要もない。

私はM君とその子が偶然職場で出会って、ほんの少しだけM君もその子もいい方向に変われたのであれば、それだけで100点じゃないかと思う。


さいごに

えらっそーなことをつらつら書いたが、こんなこと優秀なM君は分かっていると思う。

少しだけ年を食っただけのおっさんはこんなことを思う。

会社でできの悪い子がいる。

その子は上司であるM君にとって悩みの種だ。

M君はその子のことを必死で考えて、M君もその子もいい方向に変わった。

会社の利益と言う観点では微々たるものかもしれない。

でもそれは、M君とその子の人生にとっては非常に価値のあることかもしれない。

私たちは会社の枠組みで物事を考えがちだが、その枠組みを外してみると、これまでとは違った価値が見えてくるかもしれない。

M君はこれから出世して多くの部下たちに影響を与えると思う。

そんな優秀な人間だからこそ、多くの人に影響を与えられる立場だからこそ、本質を見極めて周りに素晴らしい影響を与えてほしいな!


質問してもらえると記事ネタが生まれることに気づきました🤭

どなたか何でもいいので質問くださーい!(笑)


おしまい!


こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!