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同僚「私、30歳になったら死にます!」

こんにちは!みかんです。

ちょっと強烈なタイトル。

28歳女性の同僚がよく口にしていた言葉。


※Amazon のアソシエイトとして、この記事は適格販売により収入を得ています。


同僚との会話

同僚「私、30歳になったら死にます!」

私「ええ!?なんでまた(笑)」

同僚「年をとるのが嫌だからです。」

私「その考えだと34歳の私、どうなるの・・・(笑)」

同僚の中では若さが全て!

女性として美しくありたい。

年をとると大切な美しさが無くなってしまうからイヤ。

話を聞いてみると同僚が考えていることはそんなところです。

同僚は美意識がとてつもなく高いです。

会社に着て来る服は同じ服見たことないな・・・というレベル。

コスメにもお金かけているだろうなーという感じです。

世の中にはいろいろな価値観があるなーと思いつつ、何か心に引っかかるものがありました。


若い頃に戻りたくない

先日こんな記事を書きました。

遊園地にいる高校や大学生を見ながら

「若い頃には戻りたくないなー。」と思いました。

一般的には同僚と同じように、若さは大切!という声をよく聞きます。

自分自身また変なこと考えているなと思いながら、理由を探ってみました。


学生時代は生きるのが大変だった

この記事を読まれている方は、私より年齢が上の方も多くいらっしゃると思います。

「あなたもまだまだ若造でしょ!」

という心の声は少しだけ封印してください(笑)


中学高校は部活や受験など常に競争の世界でした。

部活の大会で順位を周りと競いました。

模試や定期試験でも周りと順位を競いました。

順位が上だとちょっとした優越感と、将来に対する希望が持てました。

大学はある程度自由ですが就職活動があります。

「内定をもらった企業の平均年収は900万円!すごいでしょ!」

「大手企業の内定5つももらった!」

他者との比較の中で優劣を決めていました。

若いときの価値観は相対的なんですよね。

誰かより順位が上だから安心。

でも、上には上がいるから安心しきれない。


社会人になっても大変

比較の価値観で学生時代を過ごすと社会人になってからも大変です。

会社からの評価や年収など常に比較され続けるのですから。

「あの人は出世が早い、遅い。」

「平均年収に比べて高い、低い。」

「資産の中央値に比べて高い、低い。」

この比較の世界、なんとも辛いのです。

出世に関しては役員レベルになれなければ全員敗者です。

ある程度の規模の会社で役員になるなんて、いったいどれだけのものを仕事に投入しなければならないのか。

※そう思ったときの記事です。

年収や資産に関しても日本では孫さんとか、海外ではイーロンマスクとか、比べ始めたらキリがありません。


比較の世界は行動にまで影響する

比較の価値観に染まると、自分が身につけるものも他者より優れているものを持とうとします。

昔の私ですね(笑)

それだとお金がいくらあっても足りない。

『金持ち父さん貧乏父さん』で有名なロバート・キヨサキさんは、働いても働いても苦しい生活から抜け出せない状態を、ラットレースと呼んでいました。

狭い世界の中で優劣を決められ一喜一憂。

その環境が普通と思ってどんどん視野が狭くなる。

資産は一向に増えない。


35歳に近づいて

私は今年で35歳になります。

10代20代のときに比べてなんと生きるのが楽になったことか・・・!(笑)

もちろんまだ他者との比較もします。

でも昔に比べれば比較することが減りました。

それが何より楽。

たぶん、40歳になればもっと。

50歳になれば、60歳になればもっともっと楽になる気がします。

相対的に考えるのではなく、絶対的なことを考える。


同僚の「30歳になったら死にます!」という言葉から気付きを得ることができました!





同僚に言いたいです。

「あなたの素晴らしさは、若さではなくもっとほかのところにあるよ。」と。

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