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23回受験対策・型にハメ過ぎる受験生

キャリコン・サロン・ジャパン事務局です
コロナも第5類に分類され、GWも以前の様な活気が街に戻ってきた雰囲気がありましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか?

メンバーも終わったら次、終わったら次と
受験者のサポートをしている事が多いのですが・・・・

こちらのサロンでは、月に一回、近況報告や主にJCDAの試験傾向、受験生の傾向など勉強会も兼ねて定例会を開催しています

先日の定例会で22回の合格発表からの勉強会の振り返りと
現在進行している23回の勉強会に向けての意見交換会がありました

その中で、私、一人の有資格者のホルダーとして感じた事を記事にしてみます
※これは、一人の意見であり、サロンで出ている答えではありませんので悪しからず


論述も口頭試問も自分が理解・腑に落ちていない言葉を使うと危険

私がこの試験前2か月を切るころから、心がけている事は、口頭試問になります
論述はナカナカ、自身で勉強する人が多く、添削はしませんが・・・
※サロンでは、論述対策もやっております。お問合せ下さい
また、論述対策担当の記事もありまので是非読んでみて下さい↓↓↓


なぜ、口頭試問に注意が増すのが・・・
それは

①ルーティーンのように流している

②自己概念が出やすい

③理解していない言葉でその場を乗り切ろうとしている

大きく分けるとこの3つが多くなりますが、練習を重ねると段々、ホルダーからの指摘から逃げるかのような口頭試問をしてみたり、口頭試問する為に、面談を誘導する受験生が見られるのもこの時期からです

次回の記事では、有料版での解説を予定していますので、軽い内容ですが
解説していきまょう~
※有料版は、コロナ前に有料で開催した講座内容の抜粋になります
記事を見逃したくない方はフォローお願い致します


①口頭試問をルーティーンの様に答えている


だいたいどの勉強会でも、試験官役から質問される
◎良かった事
◎悪かった事
をその面談じゃなくても答えられる内容で答えています

クライアントに寄り添い、クライアントの自己概念に触れる事が出来たところが良かった所です

悪い例・良かった事

私が試験官だったら、突っ込み所満載ですが・・・
ここで大きな問題は、私は、面談していないのに、この内容が
書けたという所がポイントです
という事は、その面談をしなくても、どの面談でも使えるという事です
使いまわしが出来るという事です

対人支援の面談は『生きものです』
同じクライアント情報でも、時間が変わっても変化するし
聴き手が違えば面談が辿る道のりは違う事になります

なのに・・・(泣)

ちみなに・・・
【私が試験官だったら下記の内容を追加で質問してしまうなぁ~】
①寄り添えたと感じたところは具体的にどこですか?
②クライアントの自己概念と思ったところはどこですか?

さて、受験生の皆様は本番で、こんな事を試験から質問されたら答えられますか???
私は、緊張していたら無理だと感じてしまう人ですがどうですか?

自分の言葉で型にハメるのは良いのですが、その面談でしか分かり得ない事を必ず入れましょう~私なら・・・↓↓↓

初回面談の15分でしたので、クライアントに寄り添う事を一番に考え関わった結果、面談の途中で、私が〇〇と質問した時に、クライアントが笑顔でお話された所は、寄り添えた事が実感できた時間でした

良かった事例

この続きの解説は長くなりますので、次回の記事で解説致します

では、自己概念が出るという事はどういうことでしょう~


②自己概念が出やすいとは?

これは、論述でも注意が必要だと思いますが
口頭試問で、よくよく顔をだします

『残りの時間でどのような面談を展開するか?』

という質問の回答でよくよく顔をだすキャリコンの自己概念

例えば・・・『辞めようか迷っている』というクライアントでの15分後・・

クライアントは辞めたいと言っているので、辞めるまでのプロセスを丁寧に聴いていき、引き続き寄り添い合い、後悔の無い答えが見出せるように支援していきたい

悪い例・今後の展開

クライアントは本当に辞めたいのか?
来談目的は、『迷っていた』のです
その迷いを丁寧を聴いていたら、多分、15分では終わらないです

でも、この受験生は、辞めたいと言い切っています

それは、クライアントの何かの言葉がキャリコンに引っ掛かり
『このクライアントは辞めたいのだ!!!』となったと思います

もし、この15分で辞めたいという内容なら

そもそも、来談目的で、迷っていると言わないと思います

私なら・・・↓↓↓

辞めたい理由を引き続き丁寧に聴きながら、来談された時は、迷っているとお話されていたので、迷われている原因を残りの時間で聴いていき、
クライアントが後悔のない答えを出せるように支援していきたい

今後の展開の例

その話を聴いて、キャリコンがどう感じたか?は
実はキャリコンに矢印が向いていてクライアント中心にはなってないのです
上記の例題は、その話を聴いて、キャリコンはクライアントは辞めたいという気持ちが強いと感じてしまったのです

でも、迷っている原因を丁寧に聴いたら、キャリコンの価値観も変わります

なのに、この15分で決めつけるのはクライアントを不幸にします
この解説の続きも長くなりますので、次回の記事で解説致します


そして、今回の主題の『論述も口頭試問も自分が理解・腑に落ちていない言葉を使うと危険』について


③理解していない言葉でその場を乗り切ろうとしている

主題の解説ではありますが・・・

22回の受験者支援は、なかなか特殊な会で、サロンのメンバーも苦戦していた様子でした
今までの勉強会は、オンラインの対策参加のホルダーも、いつもお目に掛かるメンバーで変な雰囲気は無かったのですが・・・22回は少し異色でした

通常は、論述の勉強会も回答を持ち寄って意見を受験生が交換しながら
ホルダーが解説する形で無料でやっていたり、格安でやっているサロンメンバーの対策を受ける人が多かったのですが・・・

22回は何だかよく分からない形式でした・・・というのが本音

その22回の勉強会で解説していた諸先輩は、養成講座を主催している団体の有料講座の内容を解説し、論述の回答の仕方をテンプレート化して、この言葉の後にこれを当て込んで・・・
みたいな会話が繰り広げられていました・・・大丈夫???

その方々に限って、『熟語』が出る出る!!!!

私が今まで、受験者支援に入っていて、一貫して言っている事は・・・
自分が理解していない言葉は使わない】

皆さんは、この言葉たちをきちんと理解して、説明できますか?
出来るなら、存分に、論述・口頭試問でお使いください

◆自己概念
◆ゆらぎ
◆経験代謝
◆経験の再現
◆自己概念の影

説明できますか?
理解していないと、文章がチグハグになっていたり
先ほどの口頭試問の例題みたいに、自己概念という言葉で逃げたりすると
試験官は、その言葉に質問を重ねることになります

安心材料を増やすために、ある程度、口頭試問もテンプレート化する事もあると思いますが、先ほども言いましたが、面談は『生きもの』です

そして、採点している人は、プロのキャリコンです

楽をして合格は出来ません!!!それは国家資格だから!!!

自分の頭で考え、その事案が、あたかも本当のクライアントが目の前に居るかのように、面談も論述も答えないと自分の答えにはなりません

同じ事案でも、キャリコンが100人いれば、100通りの回答が存在し、
回答で使われる言葉たちは、順番も違えば、言い回しも違ってきます

テンプレート化するという事は、同じ答えが存在してしまう可能性だってあるのです



養成講座主催の対策講座を受けても不合格になる人はいる

主催者に近い存在なので、対策講座を受けると絶対に合格出来ると勘違いしている人も多いです

特に、論述対策などは、配られる資料をそのままテンプレート化してしまうと上記の状態が存在する可能性もあります

考え方のヒントを貰うぐらいのスタンスで参加するのが良いのかもしれません

我々のサロンで展開している対策講座は、価格を抑えています
それは、どの講座を受けても受かる人は受かるし、落ちる人は落ちるというのを幾度となく見てきているからです

後は、受験生が冷静・客観的に判断し、自分に必要な選択肢を選べる環境が本当は良いのではないか?
という事で、対策講座を作っています

論述対策はお勧めです

男性の脳が強い私には適した講座です(笑)

そして、個別に実技対策も受付いますが、私に関して、3週前までが限界です。それは、面談を立て直すには、3週間は必要になるからです

ぜひ、サロンに関わるメンバーがホルダーに入っている時は、存分に質疑応答で疑問を解決していってください~

そして、サロンの対策講座に興味ある方は是非お問合せ下さい↓↓↓

諸々動画で解説しています



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