弱点対策 老年期の成長と発達
この弱点対策の記事では、私が介護福祉士の国家試験の勉強をしている中で、間違えたり、曖昧だと感じたところをメモ代わりに使用していきます。
人間の成長と発達
発達段階説
・ゲゼルは生得説で発達を遺伝要因によって支配されると提唱
・ワトソンは経験説で環境要因による経験の影響が大きいと提唱
・シュテルンは輻輳説で遺伝要因と環境要因の相互作用の結果であると提唱
・ジュンセルは環境閾値説で人によって環境要因による影響が異なり、環境
要因がある閾値を超えると遺伝要因が現れると提唱
フロイト
リビドーの発現の仕方やその充足の程度について5段階に分類
ピアジュ
子供の発達を思考や認知の発達に注目し、4段階に分類
エリクソン
一生を8段階に分類
乳児期の特徴は自分自身や周りの社会に対する信頼を感じる
幼児期前期の特徴は自己評価に基づいて、自分をコントロールできるようになる
幼児期後期の特徴は自発的に行動できるようになるとともに、自制心も発達してくる
児童期(学齢期)の特徴は自分を取り巻く社会への関心が高まり、仲間との集団生活を育成する
青年期の特徴は自分がどのような人間か自我同一性を確率する
成年期初期の特徴は青年期の自我同一性の確立により、他者との親密な相互関係を持つことができる
成年期中期の特徴は子供や後輩を育てたりと次世代の育成に関心を持つ
成年期後期(老年期)の特徴は自分の人生を受け入れて、それを肯定的に統合することで、人間的な円熟を得る
発達課題
各発達段階で達成すべき課題
老年期の発達と成熟・心理
障害発達
内的心理的傾向(能力や性格特性)がどのように変化するか、質的変化に注目することが多い
ハヴィガーストによる老年期の発達課題
人間の一生を6つの段階に分ける
老年期の発達課題としては
①肉体的な力と健康の衰退への適応
②引退と収入の減少への適応
③配偶者の死への適応
④同年代の人と明るく親密な交流
⑤社会的・市民的な義務の受け入れ
⑥肉体的に満足できる生活の準備
老性自覚
内的な要因は身体機能の低下や外見の変化、記憶力の低下
外的な要因は職業からの引退、子供の成長、配偶者や友人との死別など
喪失体験
・健康の喪失
・経済的な喪失
・役割の喪失
サクセスフルエイジング
高齢期を幸福に過ごせている状態を指す
他人からの評価より、本人の主観的な幸福感、満足で図るべき指標
プロダクティブエイジング
高齢者に自立を求め、様々な活動に生産的に寄与することを促す考え方
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