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世の中恐ろしすぎる#30:  「契約があるのに、老人ホームを追い出されるケース」 <ー どういう事? これは、他人事ではありませんね~ 深刻。

今回は「契約があるのに、老人ホームを追い出されるケース」について見て行きましょう。

「契約があるのに、老親ホームを追い出されるケース」とはいったい、どういう事でしょう?

内容はこんな感じでした。

Gold Online: 4 Feb,2024 

「終身契約のはずが…16万円の80代男性、1ヵ月の入院で「老人ホーム」から追い出された「まさかの理由」」: ?


どうして~?

該当者はこんな方でした。

1.自宅での生活に不安を感じる高齢者。
2.10年前に妻を亡くしたという80代男性もその一人。
3.足を骨折したことを機に移動が不自由になり、外出機会がほとんどゼロ

ー> そんな不安から、自宅を手放し、老人ホームに入居することに決めた

理解できますね。

ー> 男性が決めたのは「看護師在籍」と高らかにうたう有料老人ホーム。看取り介護にも対応し、最後の棲家として十分

「費用に関しては、少々高め。入居一時金は1,500万円、月額利用料は月28万円。それに対し、男性の年金受給額は月16万円ほど。利用料外の費用を月2万円ほどとしても、月14万円は貯蓄を取り崩さなければ対応はできません。1年で170万円、10年で1,700万円の出費。入居一時金を合わせると、3,000万円ほどの余裕がほしいところです。そこでホームに入居後、しばらくしたら自宅を売却して、老人ホーム費用をまかなうことにした」

「男性は誤嚥性肺炎で1ヵ月ほど入院し、喀痰吸引が24時間必要に。退院後はホームに戻ることを希望しましたが、「いま、うちでは対応できなくて……」と、ホームを退去しなければならなくなった」

「男性が入居したころは「看護師在住」と声高らかにうたっていたものの、その後、常駐の看護師が数名退職。欠員を補充できずに、現在、看護師がいるのは日中のみで、夜間は看護師は不在に。24時間喀痰吸引が必要な男性を看ることができない」

これは、契約違反では?

とおもうのですが、契約の内容にそれを可能にするケースが...

「24時間看護が不可能な施設に男性は戻ることはできません。結局、男性は老人ホームを退去し、病院で入院を続けている」

結局、どいう事かと言いますと

老人ホームから「退所を言い渡される」4パターンとして

看取りに対応していて終身利用可という老人ホームでも、施設の規定などにより、退所せざるを得ないケースがあり。老人ホームには「退去要件」でよくあるのは...

(1)長期入院した場合(90日程度の施設が多い)
(2)身体状況が変わり、施設での対応が難しくなった場合
(3)費用の支払いが難しくなった場合
(4)他の入居者、スタッフへの迷惑行為があった場合

の4つで

前出の男性の場合(2)にあたります。

これじゃ「看取りに対応していて終身利用可」はほとんどなくなり、なんなのこれは? 

「看取りに対応していて終身利用可」 = あてにならない

ということになります。

そもそも、この老人、老人ホームに入る為に家も売り払い、行くところがないではありませんか?

これじゃ、おちおち老人もやっていられません。 

何千万円も支払って、これなら訪問介護でもしてもらった方がいいかもしれませんね。 もしくは、これだけ¥が必要なら、独り介護士を専属で雇う考えもあります。

検索キー: 終身契約のはずが…16万円の80代男性、1ヵ月の入院で「老人ホーム」から追い出された「まさかの理由」

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