金融用語: 「インバース・インデックス ETF」 <- 株価下がり対策ETF、株式暴落など怖くない(笑)
今回は「インバース・インデックス ETF」について見ていきましょう。
基本、株式投資では株価の値上がりを期待しますが、現在のように「これからまた日経平均が戻るの~?」という疑問符がある場合、つまり、株価が下がり、日経平均も下がる「可能性」がある場合、もう、投資ができない~
と嘆くか、現在保有している株式が下がりまくり「アゲインスト」の時に力を発揮するのが「インバース・インデックス ETF」というものです。
こちら、日経平均が下がると値上がりする商品です。
「インバース・インデックス ETF」とはそんなものです。
詳しく: ↓
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インバース・インデックス ETFとは?
「インバース・インデックス ETF」: 通常の株価指数と反対の動きをするETF です。例えば、日経平均株価が上昇すれば、日経平均インバースETFは下落します。
なぜインバースETFを使うのか?
市場下落時の防御:
通常の株式に投資した場合、市場が下落すると投資額も減少してしまいます。
インバースETFは、市場が下落すると値上がりするため、損失をある程度防ぐことができます。
逆張りの投資:
市場が過熱気味だと考え、これから下落すると予想する場合に、インバースETFに投資することで、その予想が当たれば利益を得られます。
インバースETFの注意点
長期的な運用には不向き:
長期的に見ると、株式市場は上昇する傾向があります。そのため、インバースETFを長期的に保有すると、元本割れの可能性が高まります。
レバレッジ効果:
多くのインバースETFは、レバレッジ効果がついています。これは、少ない投資金額で大きな変動を得られることを意味しますが、同時に損失も大きくなる可能性があることを意味します。
複雑な仕組み:
インバースETFは、通常の株式投資よりも複雑な仕組みです。そのため、初心者の方にはやや難しいと感じるかもしれません。
インバースETFの具体例
日経平均インバースETF:
日経平均株価が下落すると値上がりするETFです。
日本株全体の動きに連動したい場合に利用できます。
特定のセクターのインバースETF:
ITセクターや金融セクターなど、特定のセクターの株価が下落すると値上がりするETFです。
海外株価指数インバースETF:
米国株価指数や中国株価指数など、海外の株価指数が下落すると値上がりするETFです。
まとめ
インバースETFは、市場が下落する局面で活用できる投資商品です。しかし、レバレッジ効果や複雑な仕組みなど、注意すべき点も多いため、十分に理解した上で投資を行うことが重要です。
私は、投資アドバイザーではないのですが、基本インバースETFを保険代わりに使うのもいいかもしれません。
どちらにしても、半年先をみたバランスポジション(持ち高)が大切だと思います。
例えば、FX(外国為替取引)でアゲインストになってもインバースETFをもっていると、損失は相殺され、FXの利子は手元に残ります。
今後、もっと説明していきたいと思います。
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