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天職を見つける旅③~高校中退しました エピソード1~


今回の旅のテーマは

こんにちは!天職発見&転職実現キャリアコーチのKebbyです。
まだ5月なのに既に毎日暑いですね・・8月が怖くなる今日この頃です。

天職を見つける旅シリーズの第三弾は「高校中退を振り返る」です。第一弾で自己紹介をさせていただいたときに、高校中退のときのエピソードを軽く触れたのですが、高校中退のときのエピソードを詳しく聞きたいという反響が大きかったので(すみません、嘘です(笑))、今回はそこのお話をしたいと思います。

高校中退のデメリットって

そもそも高校中退にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。高校中退を考えたことがない方は中々想像つかないと思いますし、自分も当時はあまり深く考えていなかったというのが正直なところです。高校中退にはいくつかのデメリットが存在しますが、以下が代表的なものと言われています。

  1. キャリアへの影響: 多くの職種や企業では、高校卒業資格が必要条件とされています。高校中退者はこの条件を満たしておらず、一部の職種や企業からは採用されにくい傾向があります。

  2. 教育の制限: 高校中退者は、大学や専門学校への進学が難しくなる可能性があります。これにより、将来の教育やキャリアの選択肢が制限されることがあります。

  3. 経済的影響: 高校卒業資格を持たないことが、将来の収入に影響を与える可能性があります。経済的な安定を得るためには、高校卒業資格が必要な職種に就くことが一般的です。

  4. 自己評価の低下: 高校中退は自己評価を低下させる可能性があります。社会的な比較や職業上の成功の機会を見逃すことで、自己価値感や自己信頼が低下する場合があります。

  5. 雇用の制限: 一部の雇用主は、高校中退者を採用することに懸念を抱く場合があります。これは、高校中退者が学業に真剣に取り組んでいないという印象を与える可能性があるためです。

自分が高校中退を考えた際に今振り返ればデメリットとして感じていたのは、上の例で言えばNo2と4ですね。大学進学のためには高校卒業が条件となっていますので、高校中退したらそのままでは大学に行けなくなる・・ということはすごく大きなデメリットと感じました。高校卒業していれば無条件で進学の条件が与えられるのとそうではない状況になるというのは本当に大きな違いがあります。自分は高等学校卒業程度認定試験(旧大検)を受けて大学進学を目指すことにしたのですが、高卒認定試験は高校卒業と同程度以上の学力があることを認定するものですので、高校卒業資格が与えられるわけではありません。大学や専門学校などに進学し卒業しない限りは、履歴書上の最終学歴は中学卒業ということになってしまいます。

これらのデメリットは一般的なものであり、もちろん個々の状況によって異なります。高校中退したとしても、新たな道を切り拓いて成功することは可能ですし、実際そうされている方も多いです。かく言う私も、独学で大検と大学受験に挑み、ストレートで難関国立大に合格し、その後も紆余曲折ありながらも大企業の部長になり独立出来るまでに至りました。一番大事なことは、自身の努力や周りからのサポートを通じて、逆境をバネにして自己成長とキャリアの構築を目指すことです

なぜ高校を辞めたのか

ただ、自分のそうだったのですが、10代そこそこで中退の影響なんて現実味を持って考えられないですし、とにかく学校を辞めて楽になりたいという気持ちが大きいと思います。自分も学校生活がかなり苦痛でした。自己紹介でも書きましたが、その高校は進学校だったのですが自分は正直あまり行きたくはなかった。ただただその学校の空気が合わなかった

地元の高校に仲の良い友達と一緒に進学しようかなと思っていた。親もあまりどちらでもという感じだった。でも当時の中学の担任の先生が家まで来て両親を説得しに来て、親もその気になって自分もまあ流されるがままに・・という感じでした。高校は家から遠いので寮生活。周りは田んぼだらでで何も無し。それで入ってみたら朝から晩まで勉強ばっかり。毎朝小テストがあり合格出来なければ放課後に補講。宿題も毎日どっさり。部活動は数も少ないし週2日でした。この管理されているだけの生活が本当に嫌で嫌で、周りの生徒達とも話というか価値観が合わなくて1年目は頑張って行ってましたが、またこの1年を繰り返すのかと2年生になってからはだんだんと不登校がちになり最終的にはほとんど行かなくなりました。

そんなこともあって出席日数が足りず、留年して残るか退学するかしか選択肢が無くなりました。留年なんかしても卒業まで通える自信は無かったしこのつまらない管理された生活から抜け出したかったので退学を選択しました。あまり迷いは無かったです。あと大検というものがありそれに合格すれば大学受験資格を受けられるということを知っていたというのも大きかったですね。管理されるのは嫌いだけど自分で勉強すること自体は苦では無かったのでなんとかなるんじゃないかと。

退学したときは解放感でいっぱいでした。「あーこれであのつまらない学校生活ともおさらばだ。」と。ただ、なんとかなると思って辞めたものの、いざ辞めてみると「これからどうしよう。。。」と不安も押し寄せました。周りに高校中退して大検を取ろうとしているひとも居ないし、ド田舎なのでそんな塾もないし、当時はスマホも無かったのでネットで気軽に情報収集も出来ないし。町で一番の本屋に行ったみたものの大検の参考書なんて一つもない。。

えーもっと読みたいという声が聞こえてきそうですが(それはないか(笑))、疲れてしまったのでエピソード1はここまで!次回は続きをお話しします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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