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株式会社キャリアポートのお仕事

株式会社キャリアポートの松岡澄江です。
今回は、キャリアポートが「はたらく人のキャリア」と「企業の人材育成」をサポートする取り組みについてお伝えします。
主には、「研修」と「キャリアコンサルティング」です。

キャリアを考えることは人生を考えること

本題に入る前に、「キャリア」という言葉について考えてみたいと思います。
みなさんは「キャリア」という言葉を聞くと、どんなイメージを持ちますか?バリバリ昇進していく人のための言葉、仕事ができる人、すごい人といったイメージが強いかもしれません。

「キャリア」の言葉の語源は「轍(わだち)」だと言われています。
轍とは、馬車が走った後にできる車輪の跡のことです。このことから道のり、経験、経歴、人生全体と解釈できます。
キャリアは人の歩んだ道のりです。キャリアをデザインするということは、この先どう生きたいのか?どうありたいのか?どう働きたいのか?を考えることにつながっていきます。

キャリアポートは、人生の港として寄港してもらい「これまでの自分」や「これからの自分」を考えてもらうお手伝いをしていきます。


研修やセミナーを通じて学びや気づきを広げる

研修

人が育つためには、現場でのOJTだけでなく研修などのOff-JTも取り入れ学びの機会を増やしていくことが必要です。
例えば階層別研修では、同期や同じレイヤーの社員が集まります。知識を学ぶだけでなくお互いの経験を共有することで気づきを得られたりよりよいアイデアが共有されたりしていきます。

私の研修は「ワークショップ形式」です。知識や理論を提供した後、それについてグループで検討したり感想やお互いの経験を共有するグループの活動が多く導入されています。このため受講生の学びの質が高くなります。

■主な研修カリキュラム
・キャリアデザイン(キャリア形成)研修
・部下後輩指導(OJT担当者向け)研修
・新任リーダー研修
・女性活躍推進に関する研修
・チームワーク
・フォロワーシップ
・上司の面談力向上研修  等


研修事例:【7年目キャリアデザイン研修】

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ある自治体で実施した研修のアンケート集計の一部です。全体73名の受講生に対し、オンライン研修ではありましたが高い評価をいただいています。講師(松岡)の熱意は受講生に伝わっていました。

以下は自由記述より抜粋した感想です。

★受講生の感想
日々の業務で精一杯のため、普段考えることのない自身のキャリアについて見直すことが出来る良い機会になりました。ありがとうございました。
・日々業務に追われ、仕事をこなしているような日が続いているなか、己をかえりみる良い機会となりました。自分のキャリアプランの中の価値観を大切にしながら職務にあたりたいと思います。
・自分の中での価値観や軸を言語化することで改めて認識することができた。
・日々の業務の中で普段考えることのないキャリア形成について考えることができ、参考になった。何ができるか(can)何を大切にしたいか(must)何をやりたいか(will)ということを意識しながら今後のキャリアを考えていきたい。
・自分の強み、弱みや課題を見つめ直すきっかけになりました。キャリアプランの作成は、業務の効率化やモチベーションに繋がっていくと思うので、今後も時間を作って自分のキャリアを見直す機会を増やしていきたいと思います。
・自分の将来のことを少しずつでもイメージして日々の業務に取り組みことで、より成長できるように努めていきたい

キャリアデザイン研修では、社員が自分の経験を振り返ったり強みや価値観を言語化していきます。それにより業務に対して前向きになったり、モチベーションが向上する等の効果が期待できます。


話せる。だから、未来を考えられる

キャリコン

キャリア面談というとどのようなイメージをお持ちになりますか?
キャリアという言葉の意味から「バリバリ昇進を勧めるような面談なのかな・・・」と想像する方が多いようですが、働く方の率直なお話を聴く面談になります。

昔は上司と部下が個々につながる機会も多くコミュニケーションも密にありましたが、現代は業務上はメールやWEB会議といったデジタルによるコミュニケーションが中心になってきています。またプライベートの時間を使ったコミュニケーション機会は減っています。
業務以外の日常のちょっとした話をする機会がなくなったことで、悩みや迷いや不安を発散する場がなく、気がついたらモヤモヤが堆積して離職やメンタル不調につながるケースが増えています。

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こういった状況を少しでも改善するために、キャリアコンサルタントによるキャリア面談の実施が有効です。メンタル不調に対応する面談を設けている企業が多いですが、不調まではいかないがモヤモヤとした悩みを抱えている多くの社員が相談できる場はあまりありません。働く人は誰しも、個人的な悩みや業務上の問題を抱えながら日々生きています。上司や人事には直接相談しにくいこともあると思います。

外部のキャリアコンサルタントであれば、利害関係がないので話しやすい上に客観的に聴いてもらえるので、安心して話すことができるようです。キャリアコンサルタント有資格者はカウンセリングのトレーニングを受けた傾聴のプロです。その人の課題に寄り添って話を聴くことができます。
メンタル不調で休職となれば復職までに多くの時間もコストもかかってしまいます。活躍できる社員が不調を起こさないためにも、定常的にキャリアについて相談できる機会が有効です。

※国家資格キャリアコンサルタントについてはこちらをご確認ください。

産業医による面談やコーチングとどう違うのか?とご質問を受けることがあります。明確な差別化はされていないのですが、私個人の意見として以下のようなイメージでご説明しています。

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●タテの軸 気分の状態 UP・DOWN
●ヨコの軸 意識の時間軸 未来・過去
上記の2軸で考えたマトリクス図です。

高いモチベーションを持って未来を考えるためには、明確なビジョンを持ってこれから取り組む課題などを洗い出していくためにコーチングのアプローチがフィットすることが多いと思います。
一方、気分が落ち込み過去にとらわれていることの多いメンタル不調は産業医や心理士等の面談でケアしていくことが必要です。
上記2つのどちらでもないけど、日々悩んだり不安を感じることがある多くの人に向けて面談機会をご提供することが私の使命だと思っています。お話の中で、メンタル不調の予兆を発見することもできます。また、面談によってモチベーションが向上されていくこともあるのです。
社員の生産性向上や定着の施策としてぜひキャリア面談の機会を活用していただきたいと思います。


このほかキャリアや働き方、仕事の仕方等に関する記事執筆やセミナー登壇もお受けしています。


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